理科「電気と私たちのくらし」の単元を学習しています。
前回、コンデンサーに電気をため、その電気を使う実験を行いました。その際、コンデンサーに蓄電(充電)するのに、手回し発電機を50回まわしました。実験の時、「50回より多くまわしちゃった!!」との声、すかさず、他の班と比べてどうだったのか?調べ始めました。子どもたちは、「回す数を増やせばそれだけ多く蓄電できるのでは?」と考えをもったので、教科書にはない追実験をしてみることにしました。
正確な電気量を豆電球が光る時間の長さを正確に測るため、真っ暗な理科室で、25回、50回、75回…150回と回す回数を変えて実験し、グラフに表しました。すると…→コンデンサーには容量があり、ためられる電気の量には限りがあると発見することができました。
また、コンデンサーの役割は、電気をためることでもありますが、ためた電気を必要な時に放出することで、電圧変動をやわらげ、回路を安定させるためという、教科書には書かれていない、本来の役割があることも追究して学ぶことができました。


「じゃあ、どうやって、この物体に電気をためているの?」の疑問には、分解してみればよい!との考えから、コンデンサーを分解してみました。中からは、2枚の電極板と紙(絶縁体)を挟んで巻いてありました。静電気が起こる仕組みを利用されていることを、実感をもちながら(分解すること楽しみながら)学ぶことができたようでした。

