11月、霜月になりました。朝の空気がぐっと冷たくなり、田んぼの稲刈りも終わって、いよいよ収穫の季節です。秋といえば「実りの秋」。この時期にぴったりの言葉があります。
「実るほど 頭を垂れる 稲穂かな」
稲は、実がたくさん詰まって重くなるほど、穂先が自然と下を向いていきます。この姿から、「本当に力のある人ほど謙虚である」という意味で使われる言葉です。
今、MLBのドジャーズで活躍している大谷翔平選手や山本由伸選手も、その姿を見せてくれています。大谷選手はいつも感謝の気持ちを忘れず、山本選手は結果にとらわれず、黙々と努力を続けています。どちらの選手にも共通しているのは、“謙虚な心”です。
みなさんも、学習や部活動、学校行事などで体験を積み、実力をつけるほど、周りへの感謝や思いやりを忘れない人でいてほしいと思います。「実るほど頭を垂れる稲穂」のように、いつも素直な心で歩んでいきましょう。そんな姿勢が、みなさんをさらに大きく成長させてくれるはずです。
日々の学びや活動の中で、支えてくれる人たちへの思いやりを忘れず、心豊かに成長していってほしいと願っています。