愛西市立立田中学校
 

立田中日記

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2017/04/07

着任式・入学式・始業式

| by 立田中学校



 あいにくの天気で、新入生の初登校の日が、雨合羽デビューになってしまいましたが、生徒玄関で出迎えると、みんな明るいあいさつを交わしてくれました。
 着任式では、今年度新たにお迎えした4名の先生にあいさつをいただき、その後、入学式を行いました。校長式辞や来賓の方々にごあいさつをいただいた後、在校生代表の歓迎のことばと合唱、それに対して新入生代表もしっかりとしたあいさつを返してくれました。全員がとてもすばらしい態度で式に臨み、緊張感の中に温かみの感じられる入学式になりました。
 以下は、校長式辞です。

 例年より少し遅めに咲き始めた校門前の桜が満開となり、入学される皆さんを祝福するかのように、咲き誇っています。いよいよ、生命が躍動し、希望に満ちあふれる季節がやってきました。

 この良き日に、早朝よりご来校賜りました、愛西市教育委員会教育委員様、平成28年度PTA会長様におかれましては、入学式に花をそえていただき、高いところからではございますが、厚くお礼申し上げます。
 ありがとうございます。

 65名の新入生のみなさん、入学おめでとう。皆さんの入学を、ここにいる先生や先輩たちとともに、心待ちにしていました。中学生になった喜びと、がんばろうという決意がみなぎっている皆さんの姿を見て、大変うれしく思います。
 さて、江戸時代の終わりに松下村塾を開き、後の明治時代に活躍する多くの優れた人を育てた吉田松陰という人が、元服するいとこに対して、こんな歌を贈ったそうです。
  今日よりぞ 幼心を 打ち捨てて 人と成りにし 道を踏めかし
 幼心というのは、親にすがり甘える心です。中学生になった皆さんには、この歌のように、今日、この場から、親にすがり甘える心をきっぱりと捨て、立派な人間になるための遥かな道に向かって、力強く踏み出してもらいたいと思います。
 皆さんの心の辞書には、不可能という言葉はありません。皆さんには、若いエネルギーと、自分を育むための多くの時間があります。努力を積み重ね続ければ、どんな夢もきっとかなえることができるでしょう。中学校の3年間で、学習、部活動、普段の生活におけるさまざまな経験を通して、自分がすてきだと思えるような自分に磨き上げてください。
 また、今日、新たな友達や、先輩たちに出会いました。出会いを大切に、友情という絆で結ばれ、時には協力し、時には競い合いながら、共に成長していってほしいと思います。

 保護者の皆様に、一言申し上げます。
 本日は、お子様のご入学、誠におめでとうございます。
 中学校の三年間は、お子様は心身ともに大きく成長されます。一方で、思春期の真っただ中にあり、時には、深く悩んだり困難なことに遭遇し、それらを克服しながら成長していく、そんなことの繰り返しだと思います。私たち教職員は、お子様の成長を支援し、個々の可能性を磨き伸ばすことができるよう、全力で当たる所存であります。
 何か、ご不明なことやご心配なことがありましたら、気軽にご相談ください。保護者の皆様方とともに、お子様を大切に育んでいきたいと思います。ご理解、ご協力をよろしくお願いいたします。

 本日の、皆さんの入学のお祝いと、すばらしい出会いに感謝を申し上げ、式辞といたします。

   平成29年4月7日
                       愛西市立立田中学校長   衞 藤 義 隆

 始業式での担任・部活動担当発表では、一人ずつ発表するたびに大歓声(?)があがりましたが、どの先生に対しても、生徒の皆さんが温かい拍手をおくってくれたのが、とてもうれしかったです。
 さて、全校生徒205名で、平成29年度の立田中学校の学校生活が始まりました。みんなですばらしい1年にしたいですね。がんりましょう!


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