新入生64名を迎え、平成30年度の入学式・始業式を行いました。朝、生徒会の役員ととも昇降口で新入生を出迎えましたが、みんなとても明るい笑顔で、元気にあいさつをしてくれました。クラス分けの掲示の前では歓声があがっていました。入学式では、新入生の多くが、ちょっと緊張した表情で式に参加していました。新生徒会長の歓迎のことばも、新入生代表のあいさつもすばらしかったです。 以下に、入学式の式辞をのせます。 式辞
校門前の鵜戸川沿いの桜が咲き乱れ、今日、入学式を迎えた皆さんを祝福してくれています。今年も、生命が躍動し、希望に満ちあふれた春がやってきました。 この良き日に、早朝よりご来校賜りました、愛西市教育委員会教育委員様、平成29年度PTA会長様におかれましては、入学式に花をそえていただき、高いところからではございますが、厚くお礼申し上げます。 64名の新入生のみなさん、入学おめでとう。皆さんの入学を、ここにいる先生や先輩たちとともに、心待ちにしていました。「さあ、いよいよ中学校生活のスタートだ、がんばろう」という決意にあふれている皆さんの姿を頼もしく感じます。 さて、最近ある携帯電話会社のコマーシャルで昔話のキャラクターがこんなことを言っていました。 『学んだことは誰にも奪われないから…。 』 学ぶというのは、教科の勉強だけのことではありません。学校祭や部活動、あるいは家庭や地域で、あらゆる経験を通して、感じたり、考えたり、工夫したりして身につけることです。生まれてから昨日までに学んだこと全てを合わせた結果が今日の自分の姿であり、今日積み上げた努力が、明日の自分の成長につながります。中学校の3年間で、たくさんのことを学び、自分の理想とするすてきな自分になれるよう努力してください。また、今日、新たな友達や先輩たちに出会いました。出会いを大切に、友情という絆で結ばれ、時には協力し、時には競い合いながら、共に成長していってほしいと思います。 保護者の皆様に、一言申し上げます。 本日は、お子様のご入学、誠におめでとうございます。 中学校入学とともに、お子様は心身ともに大きく成長されます。一方で、大きな環境の変化や思春期にあたり、深く悩むこともあるでしょう。私たち教職員は、お子様を理解し、成長を支援し、個々の可能性を磨き伸ばすことができるよう、全力で当たる所存であります。何かご心配なことがありましたら、気軽にご相談ください。保護者の皆様方とともに、お子様を大切に育んでいきたいと思います。ご理解、ご協力をよろしくお願いいたします。 本日の皆さんの入学のお祝いと、すばらしい出会いに感謝を申し上げ、式辞といたします。 平成30年4月5日 愛西市立立田中学校長 衞藤義隆