５月１日から２泊３日で、旭高原少年自然の家にて、１年生がオリエンテーション合宿を行いました。これから３年間の中学校生活に対する心構えを確かなものにするとともに、北部小からと南部小からの生徒が、互いに友情や絆を深めるよい機会となりました。
　１日目は天候が心配されましたが、午前中はトヨタ博物館に立ち寄り、自動車の歴史などを見学しました。午後からは集団行動訓練を行い、クラスが心を一つにしてがんばりました。夜には、１年生の先生から中学校の学習・生活・部活動についての講話を聴きました。私もその様子を見させていただきましたが、どの生徒も１日の活動の疲れを見せず、熱心に聴いていました。

　２日目は天候に恵まれ、午前中はロング・ハイキングに出かけました。矢作ダムをめざして８．４ｋｍの山道を歩き抜きました。大変だったとは思いますが、ダム周辺のすばらしい景色をを見ながらの昼食のおにぎりは、とてもおいしかったそうです。夕方には、野外炊飯を行いました。みんなで協力して作ったカレーライスの味は、忘れられない思い出になりました。夜は、学年でレクリエーションをして、おおいに楽しみながら、友達のよさを見つけあいました。

　３日目も天候に恵まれました。朝の集いのラジオ体操で眠気を覚ました後、クラフトアートに取り組みました。杉の板をバーナーで焼いて焦げ色を付けた後、思い思いのペインティングを施しました。これも大切な記念になりそうです。
　あっという間の３日間でしたが、「時を守る」「場を清める」「礼をただす」「身だしなみを整える」「公共の施設や物を大切に使う」「集団の一員としてルールやマナーを守る」「安全に心がける」などの生活の決まりを守りながら、すばらしい体験ができたことと思います。この経験をもとに、一人一人が日常生活の中で自主的・自発的に行動できる生徒になるよう、おおいに期待しています。