おはようございます。
「ちびまる子ちゃん」の人気漫画家のさくらももこさんが、今年の夏に53歳でお亡くなりになりました。
さくらさんは、静岡県静岡市の出身です。1984年、19歳でデビューし「ちびまる子ちゃん」は1986年月刊誌で連載を開始しました。小学校3年生だった自分をモデルに、まる子ちゃんとその家族、友達との日常生活をユーモアたっぷりに描きました。なので、皆さんのお父さんやお母さん世代の人が、共通の体験として記憶している小学生の頃が再現され、絶妙な笑いを誘います。28年前の90年からテレビアニメが放映され、映画にもなり、人気を博しました。
さくらさんは、まる子のことを「ちょっと照れ屋で明るい性格で、基本的にはまじめだけれど、面倒くさがりだったりするという、ごく普通の女の子」と話し、子ども目線の楽しい漫画を描き続けました。
3年4組の児童は、まる子を含めて27人で、担任が戸川先生です。クラスメイトは個性的で、例えば花輪君(本名花輪和彦)は、大金持ちで優しい人で「ヘイベイビー」という声かけをする人です。たまちゃん(本名穂波たまえ)は、まる子とは大の仲良し。三つ編みとメガネが印象的な女の子です。山田くん(本名山田笑太)は、クラスで一番明るく、くよくよしない性格で、いつも「アハハ」と笑っています。丸尾君(本名丸尾末男)はクラスの学級委員。「ズバリ!」というのが口ぐせ。頭もよく言葉遣いも丁寧で、みんなのお手本になりたいと考えている。その他「はまじクン」「野口さん」「ブー太郎」いっぱいいるね。
さくらさんはこの作品から「みんな違ってみんないい」というメッセージを送っていると思います。色々なタイプの子がいるから、クラスは楽しいのです。みなさんも友達の個性やいいところをたくさんみつけて、仲良くしてほしいと思います。
もう一つあります。なぜさくらさんは、こんなにたくさんの物語を作れたのでしょうか。それは、毎日日記を書いていたのだそうです。日記を書くことで、あったことを記録し、思ったことも残っていくのだと思います。
良い思い出は残したいですね。
以上で話を終わります。