愛西市立佐屋中学校
 

校長室から

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2023/04/10

令和5年度入学式 式辞

| by 佐屋中学校
   

           

 ついこの間まで咲き誇っていた桜の木々も、少しずつ蒼く輝き始めています。今年の春は駆け足でやってきました。この明るく希望に満ちた春に、大いなる期待をもって本校に入学される177名の皆さん、入学おめでとうございます。

いよいよ今日から3年間の中学校生活が始まります。これからの3年間は、長い人生の中で最も成長の著しい時期となります。そのスタートにあたり、皆さんに2つのことをお話しします。

1つ目は「自分なりの大きな夢を持ち、しっかり学ぶ生徒になろう」ということです。

これから皆さんは、自分が将来何をやってみたいのかを見据え、その気持ちを大事に育てていってください。スポーツ選手を目指す人、看護師・公務員・プログラマー等を目指す人。自分なりの大きな夢を持ち、その夢を実現させるための本物の勉強を頑張ってください。

たとえ具体的に見つからなくても、夢を探す努力を重ねてほしいと思います。皆さん一人一人が素晴らしい素質と可能性を持っています。自分自身の価値を知り、それを磨き続け、努力をする生徒になってください。

2つ目は、「人間関係づくりの練習をたくさんしよう」ということです。中学生にとって、勉強や委員会活動、部活動などを通した、友達や上級生、下級生とのつきあいは、とても大切なものです。成長するにしたがって、お互いに自分と異なる個性を受け入れたり、それぞれのよさを認め合ったりできるようになってきます。ある時は努力や我慢も必要ですが、経験を重ねながら、人との好ましい関わり方を身につけていってほしいと思います。

以上、2つのことをお話ししました。佐屋中学校での3年間が、皆さん一人一人の未来に繋がる大切な時間となることを願っています。

さて、保護者の皆様に申し上げます。改めて、お子様のご入学おめでとうございます。本校では「時を守り、場を清め、礼を正す」を合言葉に、教職員が一丸となって「人づくり」と「学力づくり」に取り組んでいます。私たち教職員は、生徒の限りない可能性を信じ、生徒の力を最大限伸ばし、生徒が夢と志をもつように全力を挙げて教育活動に邁進いたします。

どうか、皆様方の温かいご理解・ご支援・ご協力を賜りますよう、お願い申し上げまして、式辞といたします。

 
           
令和5年4月7日 
                                           愛西市立佐屋中学校長 吉次 章浩 



11:52 | 投票する | 投票数(1)
2023/03/07

R4年度卒業式式辞

| by 佐屋中学校
   
 佐屋中学校第76回生の皆さん、卒業おめでとうございます。
 私は皆さんと過ごした3年間、毎日が新鮮でした。授業、部活動、学校行事など、今まで通りの活動を行うことはできませんでした。しかし、皆さんは「今まで通りできないならどうすればできるのか」「どうせやるなら、今まで以上にしていこう」と、考えて考えて創り上げていました。仲間と一緒に生き生きと活動する皆さんの姿を見ることは、とても楽しみでした。
 先日、「佐屋中学校は失敗しても大丈夫の言葉で、私はとても気が楽になりました」と、話をしてくれる人がいました。「やったことがないことにも挑戦することができました」「私は、恥ずかしくて挨拶が苦手でしたが、勇気を出して挨拶できるようになりました」と、伝えてくれる人もいました。前に進もうとする皆さんの姿が見られて、私は大変うれしく思いました。
 昨年度から環境整備でお世話になっている「日本を美しくする会」の鍵山秀三郎氏は、「幸せ」には3つの種類があると話されています。1つ目は、命を授かる、水が飲めるといった「何かをもらうことの幸せ」。2つ目は、自転車に乗れる、英語が話せるといった「何かができることの幸せ」。3つ目は、人を助ける、友だちの相談にのるといった「何かをしてあげることの幸せ」です。
 佐屋中学校で過ごしていると、3年生の皆さんは、頼まれごとにいつも気持ちよく対応してくれたり、困っていると助けてくれたり、作業をしていると手伝ってくれたりしていました。また、廊下ですれ違うと笑顔で挨拶してくれる人もたくさんいました。私は、皆さんから「もらう幸せ」をいっぱいいただきました。皆さんは、気付いていないかもしれませんが、してもらう側からしてあげる側になっていました。そういう皆さんを、とてもたのもしく、誇らしく思います。これからも、何かをしてあげられる人になって、自分もまわりの人も幸せにできる人になってください。
 最後になりましたが、保護者の皆様、お子様のご卒業、誠におめでとうございます。お子様は、一つの活動を終える度に成長した姿がありました。コロナ禍でご来校いただく機会が少なく、見ていただけなかったことを大変申し訳なく思っております。できる限りタイムリーに、通信やホームページでお伝えしようと取り組んで参りましたが、いたらないこともたくさんあったことと思います。その都度、ご理解・ご協力いただくだけでなく、温かいお言葉で支えてくださいましたこと、心より感謝申し上げます。また、学校を支えるための様々なPTA活動やボランティア活動に、多くの皆様がご参加いただいたこと、大変心強く感じていました。ありがとうございました。保護者の皆様の姿を見て子どもたちは成長していきます。このような温かい地域で育った子どもたちの将来が楽しみです。これからもお子様の成長を応援していきます。
 それでは、卒業生の皆さん、自分を信じて一歩を踏み出してください。どこに行っても輝く皆さんの姿を佐屋中学校全教職員がずっと応援していきます。

          令和5年3月7日     
                                               愛西市立佐屋中学校長  赤田 由起江
13:41 | 投票する | 投票数(9)
2022/04/07

令和4年度入学式 式辞

| by 佐屋中学校

  
 1年生の皆さん、入学おめでとうございます。

 保護者の皆様、お子様のご入学、誠におめでとうございます。

 今、世界では大変なことが起きており、不安を覚える人も少なくないかと思います。日本のトヨタ自動車の豊田社長は「今、いろいろな考えをもった人がいる世界で、何が正解かわからない時代を生きています。その中では一つの選択肢だけですべての人を幸せにすることは難しいことです。未来がどうなるかを予測することよりも、変化にすぐに対応できることが大切です」と語っていました。

 予測不可能な世の中を生きるためには、たくましく生きる力が必要です。そのためには、やったことがないことにも挑戦し、失敗をしたときはまわりの人に助けてもらいながら、少しずつ生きる力をつけていくことが大切だと思います。

 佐屋中学校では「自分たちの学校は自分たちの手でよりよくしよう」と、取り組んでいます。「失敗したときこそ、成長のチャンス」であり、「失敗しても大丈夫」な学校づくりをしています。また、昨年度からSDGsにも取り組み「誰一人取り残さない」というSDGsの全文にもあるように、困ったり、悩んだりしたときは、まわりの人たちが助けます。だから、1年生の皆さん、安心して一歩前へ踏み出してください。

 最後になりましたが、保護者の皆様、よりよい学校づくりを全職員、全校生徒で取り組んでいます。保護者の皆様にも「できるときに、できること」で構いませんので、ご参加いただけるとうれしいです。失敗できる環境の中で、子どもたちがのびのびと活動できるように、今後も学校・家庭・地域の連携を密にしていきたいと考えています。いたらないところがありましたら、改善していきますので、ぜひ、教えていただければ助かります。どうぞ、これからも学校教育にご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。

 では、1年生の皆さん、未来へ向かってスタートしましょう。

    令和4年4月 7日     佐屋中学校長   赤田 由起江


11:48 | 投票する | 投票数(10)
2022/03/03

第75回卒業式 式辞

| by 佐屋中学校

   
式   辞

 佐屋中学校第75回生の皆さん、卒業おめでとうございます。
 3年前、入学式で「佐屋中学校は失敗しても大丈夫な学校です。だから、いろいろなことに挑戦してください。そして、自分たちの学校は、自分たちの手でよりよくしていきましょう」と話をしました。皆さんは、授業、部活動、学校行事に取り組むだけではなく「OKB(置き勉)プロジェクト」や、ボランティア活動など、数えきれない取組をして、すばらしい結果を出してきました。皆さんが生き生きと活動しているので、学校も輝いていました。私も皆さんの姿を写真に撮って、ホームページにアップするのがとても楽しみでした。
 もちろんうまくいくことばかりではなかったと思います。しかし、失敗から「どうすればうまくいくのか」と、必死に考えることで、勉強だけでは得られない知恵をたくさん身につけることができたことでしょう。また、仲間とうまくいかず、悲しい思いをした人は、悲しむ人の気持ちを理解することができ、寄り添う温かさを知ることができたでしょう。このような体験一つ一つで得たものは、決して誰にもとられることがない財産となり、将来、皆さんが困ったり、悩んだりしたときに、きっと役に立つことと思います。
 これからは、さらに一歩進んで、よりよい世の中をつくっていってください。今、世界は大変な状況にあります。決して他人ごとではありません。自分一人の力では何もできないと思う人もいるかもしれませんが、一人一人が平和な世界を願って行動していけば、必ず世界は変わってくることと信じています。そういう私も、世界平和を教育で行っていこうと教師になりました。今もその気持ちは変わりません。皆さんも、それぞれの道を進んでいくとき、自分の住む地域を愛するとともに、世界にも目を向けてください。自分が進んでいく未来は、自分で創っていくことができます。
 最後になりましたが、保護者の皆様、お子様のご卒業、誠におめでとうございます。お子様は、中学校生活の中で、保護者の皆様の前では見せない姿がたくさんありました。コロナ禍でご来校いただく機会が少なく、本当に申し訳なく思っております。できる限りタイムリーに、通信やホームページでお伝えしようと取り組んで参りましたが、いたらないこともたくさんあったことと思います。その都度、ご理解・ご協力いただくだけでなく、温かいお言葉で支えてくださいましたこと、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。お子様が卒業されましても、何かありましたら、いつでも声をかけてください。
 それでは、卒業生の皆さん。これからも失敗を恐れず、様々なことにチャレンジをして、財産をつくっていっていってください。これからもずっと応援していきます。
  

   令和4年3月3日


                    愛西市立佐屋中学校長  赤田 由起江


13:18 | 投票する | 投票数(42)
2021/05/20

令和3年度入学式

| by 佐屋中学校
  
 1年生の皆さん、入学おめでとうございます。
 保護者の皆様、お子様のご入学、誠におめでとうございます。
 1年生の皆さんの姿を見て、「今年度も入学式が迎えられること、生徒が登校して学校は生きた学校になること」を感じ、幸せな気もちを噛みしめています。
 さて、皆さんは、「幸せ」を感じることがありますか。「幸せ」とは、どういう状態のことだと思いますか。少し頭に思い浮かべてみてください。「お金がいっぱいあること」、「美味しいものを食べられること」、「友だちと好きなだけ遊ぶことができること」でしょうか。人それぞれ違いますね。私は「幸せ」とは、どんな状況にあっても、それを乗り越えることができる力をつけることだと考えています。力をつけるためには、練習することが必要です。だから、佐屋中学校は、いろいろな経験ができる「失敗しても大丈夫」な学校づくりをしています。今では、生徒の皆さん、先生たちも「失敗してもいいからやってみようか」との声が聞かれます。
 さあ、1年生の皆さん、やったことがないことにも勇気を出してチャレンジしていってください。きっと、十年後、二十年後の人生が変わってくると思います。困ったときは、ここにいる仲間、先生がいますので安心してください。

 最後になりましたが、保護者の皆様、お子様が何かにチャレンジしようとしたとき、話を聴いてあげてください。そして、そっと後押ししてあげてください。どうぞ、これからも学校教育にご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。 

   令和3年4月 7日               佐屋中学校長   赤田 由起江


10:17 | 投票する | 投票数(3)
2021/03/03

令和2年度卒業式

| by 佐屋中学校

        式 辞
 3年生の皆さん、卒業おめでとうございます。
 今年も卒業式を無事迎えることができたことをうれしく思うと同時に、保護者の皆様をはじめ、多くの方々のご支援・ご協力に感謝申し上げます。
 さて、皆さん、これは何かわかりますか。日本でも昔から様々なものに使われてきた竹です。竹には、節と呼ばれる固い部分がありますが「この節がなければいいのに」という人もいます。しかし、竹はこの節があるからこそ、多少のことでは折れることがありません。人も、何も問題がなく、悩みもないければいいように思いますが、それでは、将来、苦しいことに直面したとき、乗り越えることは難しくなります。だからこそ、皆さんには、様々なことに挑戦し、上手くいかなかった経験もしてほしいと「失敗しても大丈夫な学校」づくりをしてきました。そういう中で、皆さんは、いろいろなことに挑戦するだけでなく学校をよりよくしようと、厳しい状況の中でもあきらめず活動してきました。そのことからも、しっかりした節をつくることができたと確信しています。これからも勇気を出して、一歩を踏み出してみてください。そして、うまくいかなかったときは、まわりにいる仲間、先生、そして、ご家族の方がいることを忘れないでください。
 最後になりましたが、保護者の皆様、お子様のご卒業、誠におめでとうございます。今年度は、学校に来ていただく機会が少なく、通信やホームページでしかお伝えできませんでしたが、私たち全職員、いつも三年生の皆さんから大きな力をいただいていました。これもひとえに、保護者の皆様のご理解、ご協力のおかげと、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。    
 それでは、卒業生の皆さん、今後も丈夫な節を作っていってください。
  令和3年3月3日  
                    愛西市立佐屋中学校長 赤田 由起江
17:09 | 投票する | 投票数(20)
2020/04/21

令和2年度入学式

| by 佐屋中学校
 1年生の皆さん、入学おめでとうございます。

 保護者の皆様、お子様のご入学、誠におめでとうございます。

 本日、入学式を開催できることを大変うれしく思います。しかし、明日からまた臨時休校となります。こういう予想不可能な事態が起きたときこそ、「何ができるのか」「自分にとってだけでなく、まわりの人たちにとっても最善の方法は何なのか」を考え、行動できると素晴らしいと思います。また、自分で考え行動することは、将来に向けて、一人一人がたくましく生きていく力をつける機会ともなります。

 そして、学校が再開したときは、勇気を出して、様々なことにチャレンジしてみてください。うまくいかなかったときこそ、成長のチャンスです。佐屋中学校は、安心して失敗したり、間違えたりできる学校づくりをしています。

 最後になりましたが、保護者の皆様、お子様が何かにチャレンジしようとしたとき、そっと後押ししてあげてください。私たち教員もしっかりサポートし、一緒に考えていきます。 

 どうぞ、これからも学校教育にご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。

 

 令和2年4月 7日 

                      佐屋中学校長  赤田 由起江


16:23 | 投票する | 投票数(5)
2020/03/03

卒業式式辞

| by 佐屋中学校

 3年生の皆さん、卒業おめでとうございます。
 今年の卒業式は、格別なものとなりました。感染症の流行により、卒業式ができないかもしれないと言われたときは、「そんなことが起きるのか」と思いましたが、今までが当たり前過ぎて見えていなかったんだと気づきました。「ピンチはチャンス」そう思うと、様々なことに対して、何が大切なのかを見直す機会と捉えることができました。今回の卒業式では、「命」「安全」が最優先ですが、同時に、卒業生の皆さんが、「この佐屋中学校でよかった」「さあ、一歩踏み出そう」と、感じてもらうことを大切にしたいと考えました。「みんなが、がんばってきたことはやらせてあげたい」という3年生職員の思いをもとに、全校職員で考えました。卒業証書をもらう皆さんの姿を見ることができて、心からうれしく思いました。
 私は、皆さんが3年生になってからの出会いでしたが、修学旅行、部活動、学校祭等で、真剣に取り組む姿、簡単にあきらめない姿、縁の下からみんなを支える姿、失敗をして悔しがる姿、仲間と喜び合う姿など、いろいろな姿を見てきました。そのたびに、大きく成長する皆さんに出会うことができました。今回も急な変更もありましたが、不満を言うこともなく、堂々とした態度で臨むことができている皆さんを、とても立派に感じます。皆さんに出会うことができて、私たちはとても幸せです。
 最後になりましたが、保護者の皆様、お子様のご卒業、誠におめでとうございます。中学校生活では、保護者の皆様の前では見せない姿がたくさんありました。できる限りタイムリーに、通信やホームページでお伝えしたいと取り組んで参りました。しかし、いたらないこともたくさんあったことと思います。その都度、ご理解いただき、支えてくださいましたこと、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
 それでは、卒業生の皆さん。これからも失敗を恐れず、それをチャンスへと切り替えて、一歩を踏み出してください。いつまでも応援しています。
  

   令和2年3月3日

                                    愛西市立佐屋中学校長  赤田 由起江


15:19 | 投票する | 投票数(10)
2019/04/05

入学式式辞

| by 佐屋中学校

 一年生の皆さん、入学おめでとうございます。

 保護者の皆様、お子様のご入学、誠におめでとうございます。

 さて、佐屋中学校は、私の母校でもあります。しかし、その当時は、何かやること、友達と関わることすべてに神経を遣うことが多く、学校に行くことがあまり好きではありませんでした。そんな私が、教員をずっと続けるほど、学校が好きになったのは、中学生の時、先生から特設陸上部に入らないかと声をかけられ、思い切ってチャレンジしたことが、変わるきっかけとなりました。また、私は転校生で仲間との関わりに不安をもっていましたが、クラスメートの一人が声をかけてくれたのも、変われるきっかけとなりました。

 生徒の皆さん、中学生の時期にいろいろなことにチャレンジをしてみてください。失敗したり、間違えたりすることもあると思います。しかし、佐屋中学校は、安心して失敗したり、間違えたりできる学校です。後ろにいる頼りになる先輩たち、また、私たち教員も、そういう時こそ、しっかりサポートしていきます。二年生、三年生の皆さん、よろしくお願いします。また、不安そうな人がまわりにいたら、温かい声がかけられる人にもなってください。

 最後になりましたが、平尾教育長様をはじめ、ご来賓の皆様にはご多用のところ、ご臨席賜り、心より感謝申し上げます。

 生徒たちは、いろいろなことにチャレンジをしていきます。どうかこれからもご理解とご協力をよろしくお願い申し上げまして、式辞といたします。

 

    平成31年4月4日

 

                   佐屋中学校長

                    赤田 由起江



15:52 | 投票する | 投票数(5)
2019/03/22

1・2年 修了式あいさつ

| by 佐屋中学校

今日は、修了式。先ほど、修了証を渡しました。
新しい気持ちで新しい学年をスタートするために、自分を振り返る節目の日です。
この1年間、いろいろなことがありました。勉強に運動に、そして様々な行事を通して、一人一人が大きく成長できたと思います。
 
 さて、1年後の今日、あなたは何をしていますか。
1年後の自分を想像してみてください。
今2年生のあなたは、1年後の今日、どこで、何をしているんでしょうか。
今2年生のあなたは、1年後の今日、もうここにはいませんよね。
卒業していった3年の先輩たちのように、卒業して新しい進路に向かって、それぞれがそれぞれの道に向かって出発をしているはずです。
代わりに、1年生のあなたたちが最高学年として2年生の場所にいる、・・・
そう考えると不思議な気持ちになります。

 部活動の話をしましょう。
部活の夏の大会までどれだけあるんでしょうか。
4月、5月、6月、7月中旬が大会ですから、もうあと3ヶ月半しかないんですね。
 新3年生、新3年生にとっては5月には修学旅行や、前期のテストなどもあり、実際に部活動ができる期間は本当はもっと少ないのです。そして、夏の大会をもって3年間の部活動が終わり、引退します。
 新2年生、新2年生は、あなたたちがその後の部活を引っ張っていくのです。
ですから、夏までに3年生から少しでも多くのことを学んでほしい。
そして技術と心を磨いて、4月に入学してくる新1年の頼れる先輩になってほしい。
「あんな先輩のようになりたいな」、そう思われる上級生であってほしい。

 今は部活の話をしましたが、勉強や学校生活も同じこと。
ここにいる一人一人が目標を持って、気持ちを引き締めて頑張っていかなければなりません。
時間は待ってはくれませんからね。・・・
最後になりましたが、修了式は節目の日であると言いました。
明日から春休みになりますが、部活にしろ、勉強にしろ、目標を持って、きちんと過ごしてください。
そして、4月からの新しい学年のスタートが素晴らしいものになるよう、心の準備もしておいてください。

以上で終わります。


10:30 | 投票する | 投票数(6)
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