今日は、法務局津島支局長様と海部地区および愛西市の人権擁護委員様に来校いただき、「人権の桜」の植樹をしていただきます。２年生が佐屋中学校の代表として立ち会ってもらいます。よろしくお願いします。

　さて、「人権」とは、何でしょう。先週の月曜日に各学級でその実態に応じた「学級にいる人すべてが幸せになるため」の取り組みをしてくれました。

復習します。それは、誰もが生まれながらにして持っている権利であり、幸せに生きるために、なくてはならないものです。私たちは、誰もが幸せに暮らしたい、人間らしく生きたいと願っています。そのために、例えば

・自由にものが言えること

・お互いの合意だけで自由に結婚ができること

・教育を平等に受けられること

・働く権利があり自由に職業が選べること

・健康で文化的な生活が送れること他

などが必要です。

これらの権利を総称して基本的人権と言います。

つまり、全ての人が「幸せに生きる権利」ともいうことができるもので非常に大切です。

　そして、この基本的人権を保障し、あらゆる差別をなくすことは、「日本国憲法」および「世界人権宣言」等で定めているのです。また、国連は、1948年（昭和23年）12月10日第３回国連総会で「世界人権宣言」が採択されました。これにより、地球上のどの国でも守らなければならない世界共通の基準ができたのです。

　今日この会が、私たちにとって有意義な会となるようお祈りして挨拶とします。しっかりやりましょう。