おはようございます。
先週は、2年生は職場体験学習に出かけ、1年生は名古屋分散の中で職場訪問を行いました。とても良い経験をすることができたと学年の先生から報告を受けています。お疲れ様でした。
今日は「働く」ことについてお話します。
仕事には当然その対価としてお金をもらうという意味があります。私たちはそのお金で生活するわけですから、「働く=お金」というのは一つの側面であることは間違いありません。ただし、それだけでないところに悩みのタネがあります。
例えばビルゲイツ・カルロスゴーンなど世界の富豪たちはもう生涯使い切れないほどのお金を持っていますが、それでも精力的に仕事をしています。また、ボランティアやNPOなど働いた報酬が「お金」としてはあまり入ってこなくてもイキイキと働いている人たちがいます。
そうすると、「働く」とは「お金」だけではなさそうです。どちらかというと「働いた結果であるお金」よりも「働き」そのものに充実感を感じているように見えます。
とすると、充実感とは「何かを達成したり」「何か意味あることに自分を活かすことができたり」「人の役に立ったり喜ばれたり」した時に感じるものです。
働くとは「お金+何か」ということになるのでしょう。
では、「何か」とは何でしょう。「働く意味」を考える人はその「何か」を探しているのかもしれません。将来生きていくために自分に合った「何か」を手に入れたいですね。
中学校での日々の学習や部活動・委員会活動そして友達関係など、すべての活動が「働く意味」を考える基本になるのです。この、貴重な時間を大切にしてくれることを願っています。
以上で話を終わります。