愛西市立佐織西中学校 
自己の存在を大切にするとともに、他の存在も等しく大切にする生徒  
人との絆を大切にし、心豊かで逞しく、しなやかな生徒
 

日誌

校長室より
2025/04/09

令和7年度始業式式辞

| by 佐織西中学校
 今年は穏やかな新年を迎え、寒い冬ではありましたが、春の輝くこの時期にこうしてスタートを切ることができました。
 縁あって佐織西中学校で出会ったことに、心から感謝をしたいと思います。この春の出会いを大切にして、お互いに思いやりをもって、楽しく学校生活を送っていただきたいと思います。
 さて、昨年度は各地で大きな水害が発生したり、最近ではかつてないほど山火事が頻発したりと、自然災害の多さが目立ってきています。また、ロシアのウクライナ侵攻、中東での紛争など、世界情勢が今でも大きく揺れています。まさに、「当たり前のことが当たり前でなくなっている」「世の中は思い通りにはならない」ということです。これまでの日常が一変し、先が不透明な状況になってしまいました。
 こういう時代、必要なのが「たくましさ」。では、ここで言う「たくましさ」とは何か。変化に対応できる「しなやかさ」と言ってもいいのですが、変化に対して、自分で考えること、行動することに尽きると思います。世の中の「大きな変化」への対応は、自分ならどうすると考え、その考えを言葉や文章で発信し、人と意見を交わらせ、よりよい方法を模索していくことが大切です。
 その練習を、学校を活用してやってください。学校生活や自分の生活をよりよくするために、何をすればよいか、考え行動してみてください。
 先生方も、授業で、生徒会活動で、学級活動で、皆さんのたくましさを伸ばすために、様々、手を貸してくれるはずです。
 先生方、ご家族も、一歩ずつ前へ進む皆さんを応援しています。令和7年度、一緒に歩んでいきましょう。

12:00 | 投票する | 投票数(0)