愛西市立佐屋中学校
 

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2019/03/04

3年生の修了式 あいさつ

| by 佐屋中学校

 

 おはようございます。明日は卒業式です。私の話も今日と明日で終わりとなります。たくさん話をしましたね。最初は入学式、1年に35回ほどの朝礼、発志式や立志行事の時も話をしました。合計すると軽く100回はこえていますね。いつも堅苦しい話をしていた気がします。今日は、初めて個人的な話をしたいと思います。2つあります。

 1つ目は、伝説のロックバンド「クィーン」の話です。今年度の秋に公開され大ヒットし、アカデミー賞では4部門で賞を獲得した映画「ボヘミアンラブソディ」の話です。私が中学高校の頃の話です。1970年代にイギリスの4人の若者がバンドを組みました。徐々に人気を集め世界中でコンサートを開くグループになり、素晴らしい音楽を作ります。ところが、仲間割れをしたり、ソロ活動をしてバラバラになりながらも最後にはまた4人に戻り活動を再開するという話です。その中で「ウィウィルロックユー」という曲があります。ファンの足音と手拍子だけで歌うのです。君たちと私でやってみませんか。足を鳴らして、手拍子。“歌”。ありがとうございます。多分心が一つになったと思います。

 さて2つ目です。私の教員生活についてです。YSさん手を挙げて。そうあなたがたのお父さんを35年ぐらい前に佐織中学校で教えました。Nさん手を挙げて、あなたのお母さんは佐屋中のバスケット部でした。私は、七宝中学校の顧問としてなんども強豪佐屋中に通いました。その時の選手でした。

 というように37年をスタートしました。そして3年生を何度も担任しました。3年生を担任すると結構仕事が増えて大変なのですが、私は好きでした。なぜなら、15歳の青年と真剣に将来のこと、高校のことを話し合い、アドバイスができるからです。勉強を教えることも部活を楽しむことも大切でしたが、一番楽しかったのは3年生の担任業務でした。多分、ここにいる佐屋中の担任の先生方も同じ思いでいると思います。是非今日・明日の担任の先生の言葉を胸に刻んでください。

 さて、明日の卒業式。「最後の授業」です。大きな「はい」の返事を期待しています。

 

 以上で話を終わります。


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