1年生は22日と24日の2日間、学級閉鎖です。しかし、全員が各家庭にタブレット端末を持って帰っていますので、中学校から「オンライン授業」を実施しています。とは言っても、教室には教師一人。オンリーワンです。普段目の前にいる生徒のみなさんの姿が画面越しにしか見えないことや、一人で話しているような感じがするなどで、なかなかやりにくい面はありました。生徒のみなさんにとっては、黒板が見にくい・声が聞き取りにくいなどあると思います。やはり、「本当の授業」がいいですね。この2日間、5教科を中心に、工夫して取り組んでみましたが、生徒のみなさんにとってはどうだったのでしょう? 道徳の授業は教師側がグループになって取り組んでいますので、1年生では3人で道徳の授業をしました。教材は「夢の力」。リオデジャネイロパラリンピック車いすテニス選手の「二條実穂さん」の実話をもとに「夢」がもつ力について考えました。途中、JamboardというGoogle社のアプリを使って、5人グループで討議する学習活動がありましたが、声に出して討議することができなくても、互いの意見を付箋に書き、分類・比較しながら考えを深めている様子は、見ていて感動するものがありました。場所は離れていても、心はつながっているんだなと感じるひとときでした。授業の最後には、本時の振り返りを入力・送信し、授業を終えました。私たち教職員にとっても、タブレット端末を活用した新たな可能性を感じた2日間でした。
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