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2022/03/03

第75回卒業式

| by 八開中学校
 春は出会いと別れの季節。今日は風の強い日になりましたが、やわらかな日差しが、春の訪れを感じます。卒業式です。中学校生活3年間、共に過ごした仲間とも今日でお別れです。小学校時代・保育園時代から考えると、もっと長いつきあいだったことでしょう。数日前から、多くの人の涙腺が緩んでいます・・・。「別れがさみしい」「当たり前だった生活が明日からはそうでなくなる」「友達とのトラブルも今はよい思い出」「最後の〇〇」・・・さまざまな思いが一気に胸の中を駆け巡っているのでしょう。それは、あなた自身がこの中学校3年間を精一杯生活し、充実した毎日を送っていた証だと思います。今日まで、本当によく頑張りましたね。
 
 
 
 
 
 

 近頃「オンライン化」という言葉をよく耳にしますが、やはり直に人と接することでしか学べないこともあるのではないでしょうか。「学校」という場所は、あなたが流したその涙が物語るように、機械を通しては学べない、人のぬくもりを感じる大切な場所だと思います。この先も、きっと多くの「出会い」があります。今の仲間を大切にしつつ、新しい環境で、たくさんの新しい仲間と出会ってください。
 
  

 卒業生代表の言葉に、こんな一文がありました。「どんな出会いがあるのかワクワクする反面、正直、不安な気持ちが大きいです」。正直な気持ちだと思います。新しい扉を開けるのは、だれもが勇気がいることです。しかし、それを1つ1つ乗り越えることで、新しい世界が開かれていきます。一気に大きな山を越えなくてもいい、小さな山を1つずつ、着実に越えていく努力をしてください。あなたたちが歌った卒業生の歌「予感」のように、不安だけど、勇気をもって、自信をもって、夢をもって、希望をもって、まずは一歩踏み出してください。

予感  作詞:片岡輝、作曲:大熊崇子

心の中に ひとつの予感
影をなす 不安と焦りのかなたに
光あふれる 美しい世界が広がる
いま乾き切った大地に 一本の苗を植えよう
希望と愛を託して 一本の苗を育てよう

心まで 干涸びさせてはいけない
若くしなやかな力を 失ってはいけない
明日は私たちの手の中にあるのだから

心の中で ふくらむ予感
迫り来る 試練と嵐のかなたに
緑さやかな世界が広がる
いま勇気をもって大地に 一杯の水を注ごう
平和と夢を託して 一杯の水を汲み出そう

 
 
 
 
 卒業生のみなさん一人一人に、春の青空のような、新しい未来への、晴れやかな「予感」がします。立派になった卒業生のみなさん。さらに人として、大きくなった姿を期待します。ご卒業おめでとうございます。
 
  

13:14

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