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2022/01/26

3年生私立推薦入試・道徳の授業

| by 八開中学校

 今日は3年生の一部が、私立高校・専修学校の推薦入試に出かけました。朝早い時間に家を出発し、慣れない道中や雰囲気で緊張もあったことでしょう。おつかれさま。全員が受験を終えることができましたね。

 
 さて、今日は全校一斉道徳の日でした。どの学年も3時間目が道徳の時間です。

 1年生は「私のルール わが家の約束事」という教材です。主人公の「私」は、1ケ月1万円のお小遣いで携帯電話代や洋服などをすべてまかなうことを母親と約束します。最初は大変だと思っていたのですが、やがて考え方が変化していきます。なぜ大変だけれどもこのお小遣い制をやり続けたのか、「私」の姿を通して、家の人の目線からも「自主・自律、自由と責任」について考えました。


 2年生は「秀さんの心」という教材です。職場体験で造園業の仕事を体験することになった昌雄と久志。お辞儀ひとつにしても厳しく指導する親方の秀さんに、昌雄は内心反発します。ある日、昌雄の寝坊で遅刻をしてしまった二人。厳しく叱られると思い「バスが遅れて・・・」と嘘でごまかそうとした昌雄に対して、秀さんはひと言「無事についてよかった。さあ仕事を始めよう。」その後、同じ職人の伸さんから、秀さんが二人のことをとても心配していたことを聞かされます。剪定する木に対して深々とお辞儀をする秀さんの後姿を見ながら、胸が熱くなる二人。授業では、秀さんに対する昌雄の気持ちの変化を追いながら、本当の「礼儀」の意味について考えました。


 3年生は「二通の手紙」という教材です。幼い弟と女の子が動物園にやってきて、今日は弟の誕生日だから中に入りたいと言います。保護者同伴でなく、入園時刻も過ぎていましたが、元さんは二人を仲に入れてやります。ところが、閉園時間が過ぎても二人は戻ってこず、職員総出で探して、ようやく二人は見つかります。後日、姉弟の母から感謝の手紙が届きましたが、元さんは「停職処分」になります。職員たちは納得がいきませんが、元さんは自分の無責任な判断で事故にならなくてよかったと、晴れ晴れとした顔で職場を去っていったのでした。人を喜ばせるためなら規則を破ってもいいのだろうか。規則よりも心情を優先させたために起こったトラブルを通して、「規則」は何のためにあるのかを考えました。


 本校のHPには過去の道徳通信が載っています。授業の中では扱いきれなかった感想がたくさんありますし、他学年の意見を目にすることもできます。メニュー画面からご覧いただけますので、ぜひご覧ください。
 
 


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