本日、1年生のオリエンテーションが行われました。
はじめに、中学校生活についての話を聴きました。校長先生からは3つのことについての話がありました。一つ目は、家族のグループ・友達のグループ・仕事のグループの3つのグループの話で、仕事のグループの中では気の合わない子、苦手な子と一緒になっても1つのことをやり遂げていかなければいけない。中学校生活の中でも、同じ目的に向かって認め合いながら1つのことをやりとげていくようにしてほしいという話でした。二つ目は、中学生は社会の中では大人料金となり、子どもとして見られなくなることで責任のとり方が変わってくるという話でした。三つ目は、壺に石を入れていっぱいだと思っても、まだ砂を入れることができる。砂でいっぱいだと思っても、さらに水を入れることができる。大きな口を開いた壺(=素直な心)をもって、話を聴くようにしてほしいという話でした。
学年主任からは、中学生は成長する時期であり、満足せずに成長しつづけてほしい。そして、失敗をおそれずにやれる人になってほしいという話がありました。

集団行動では、男子と女子に分かれて、それぞれがリーダーを中心に、自分たちで考えて工夫しながら練習を行いました。はじめは声が小さかった男子も、発表会では大きな声で元気よく発表することができました。女子は、リーダーがみんなの動きを見て修正していったことで、より動きが速くなり、メリハリのある発表となりました。


昼食は、体育館で校外学習の班ごとでお弁当を食べました。小学校がちがうクラスメイトのことを知ろうと、積極的に話しかける生徒がいて、お互いの距離が少し近づいた時間になったと思います。

清掃活動では、扉のレールなどの細かいところまで磨く生徒や、はじめての掃除場所でやり方が分からない子に教える生徒など、コミュニケーションをとりながら、一人一人が一生懸命に取り組むようすが見られました。


校歌の練習では、はじめの発声からよく声が出ており、やる気が伝わってきました。そして、クラスごとに練習をして発表しました。音楽の授業と合わせて2回目の練習にもかかわらず、それぞれのクラスが堂々と発表することができました。最後に全員でもう一度歌うときには、楽譜を見ずに歌うことができました。


決意の会では、体育館の舞台に一人ずつ順番に立ち、中学校生活で頑張りたいことについて話しました。原稿を見ず、みんなの方を見て話すことに緊張して言葉につまる生徒もいましたが、一人一人が自分の想いを伝え、仲間の決意を真剣に聴くことができ、中学生らしい雰囲気で臨むことができました。

今日のオリエンテーションを通して、それぞれが学んだことや成長したことを大切にして、今後の中学校生活を送ってほしいと思います。