テストが終わった今日の3時間目は、あま教育福祉ネットワーク相談員の長谷川修三先生を講師にお招きして、「今、君たち中学生に伝えたいこと」~自分づくりのこと…ネット依存のこと…親、大人のこと~というテーマでお話をしていただきました。
全校生徒と教員だけでなく、関心がある保護者の方も数名参加をしていただくことができ、もしかしたら事前配付した案内に記載した「ネット依存」について興味・関心がある方もいるのか、とも感じました。
今日のお話では、最初に「14歳の壁」や「第二の誕生」ということについて、いろいろ思い悩んだり、以前の自分からの変化に戸惑ったりする中学生の子どもたちについて教えてもらえました。
後半は、「ネット依存」について、具体的な事例やチェック項目、また今後のネットとの付き合い方について話を聞くことができました。「ひょっとしたら自分もそうかも…」と不安になった子もいたかもしれませんが、長谷川先生からは「まだ若い君たちなら、きちんと治せるから大丈夫」という心強いメッセージが伝えられ、安心できた子もいたように感じました。
お話の最後では、「今・ここ・自分」のあとに続く言葉から、今後の子どもたちの人生をよりよくするヒントをいただくとともに、「父と暮らせば」という映画のDVDのラストシーンを視聴して、「親の想い・願い」について考えました。
会が終わった後に、参加していただいた保護者の数名にお話を聞くと「とてもいいお話だった」「子どもたちが、自分の悩みについて、整理して分けて考えられるようになったと思う」という感想を話してくださいました。また生徒に聞いてみると、「最後の、今・ここ・自分、の話が印象に残った」と話す子が多くいて、それぞれに有意義な会になったことが伝わりました。
この授業を通じて、これからのみなさんの人生や生活を見直し、よりよい人生を送るきっかけになってくれたら、と願います。