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愛西市立佐織中学校
 

校長室から


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日誌

校長室から
2019/01/07

「和顔愛語」

| by 佐織中学校

平成3117日(月)
 校長講話 「和顔愛語」(わげんあいご・わがんあいご)

 

 新年あけましておめでとうございます。

 みなさんが大きな病気や怪我もなく、今日を迎えたことをうれしく思います。

さて、新年を迎えたことは、とても清々しく、この一年をどのようにしようかという思いをもちます。学校においての新年は4月のように思いますが、この1月も節目のように感じ、目標をいつも私は立てています。

 今日は、今年の目標の1つとした言葉で、今もまだまだ未熟に感じている部分であり、若いころから知っている言葉で、みんなの心が丸くなったり、優しくなったり、イライラを解消できるような話をします。

 「和顔愛語」(わげんあいご・わがんあいご)という言葉を知っていますか?私は、30年ほど前に、あるお葬式に行き、その住職さんの説法で知った言葉でした。文字通り、「和顔」は和やかな表情、おだやかな表情や笑顔、「愛語」は思いやりや優しい言葉という意味があります。これは、「和やかな笑顔と、思いやりのある話し方で人に接すること」を意味しています。簡単そうにも感じますが、働くことはいろいろなストレスや思い通りにいかないことが多々あり、なかなか難しいことでした。

 一方、「和顔愛語」を常に心掛けることは、冷静で平常心を保つことにもつながります。ストレスを感じた時、嫌なことがあった時、辛い時こそ、まず自分から和やかな顔や笑顔で、周りの人に接する態度が「和顔愛語」と言えます。

 このことを、私の新年の目標の1つにします。みなさんも、心がけてくれると、この佐織中学校が、仲間を大切に感じ、楽しい時間と空間を過ごせる場所になると思います。

 それでは、この1年、頑張りましょう!



16:18 | 投票する | 投票数(6)
2018/12/10

平成30年度 人権集会 校長講話

| by 佐織中学校

                  平成30年度 人権集会 校長講話
                                                    佐織中学校 片山 幸毅

   毎年12月4日〜10日を、人権週間と言います。
 日本で、人権週間が設定された経緯を説明しますと、1948年(昭和23年)12月10日、国連総会で「世界人権宣言」が採択され、1950年(昭和25年)の国連総会で12月10日を人権デーと定めました。そして、全ての加盟国に実施を呼びかけました。
  日本では、その呼びかけに答え、世界人権宣言採択の翌年の1949年(昭和24年)、法務省と全国人権擁護委員連合会が、12月4〜10日までの一週間を「人権週間」と定めました。これがはじまりです。
  人権とは何かを、もう一度みんなで確認しましょう。
  人権とは、一人ひとりが生まれた時から持っている「自分らしく生きる」権利のことです。難しく言うと、憲法第11条に誰にも永久に侵すことができない権利と書いてあります。つまりは、誰もが誰にも遠慮せず、あるいは邪魔されずに、自由でのびのびと生きていくことが保証されているのです。そういう中で、自分も友だちも一人ひとりが違うことを知り、それぞれの違いを大切にすることを考える一週間です。
  平成30年度、第70回人権週間のスローガンは、
 「みんなで築こう 人権の世紀 ~考えよう 相手の気持ち 未来へつなげよう 違いを認め合う心~」です。まずは、相手の気持ちを考えましょう。そして、みんな違って当たり前という考えをずっと未来につないでいこうということです。
 とても抽象的な話で、具体的には、どういうことなのかということを考えてみたいと思います。人権を考える内容はいろいろありますが、特にみなさんに身近な内容について、話をします。それは、インターネット、高齢者、障害のある人、外国人、女性の人権についての5つを簡単に説明します。
① インターネットを悪用した人権侵害をなくそう
 インターネットは有効に使えば、とても便利なもので今やなくてはならないものです。
しかし、使い方を間違うととても危険なものになります。簡単な例を挙げると、誰かの悪口を書いたとしたら、仲間外れにつがりいじめになるかもしれないし、度を過ぎる誹謗中傷をすると名誉棄損などの犯罪にもなります。絶対悪い使い方をしてはいけません。
②  高齢者を大切にする心を育てよう
 いずれ誰でも年を取り老いていきます。高齢者は、何年間後の自分そのものなのです。
高齢者の悪口を言うことは、結局は自分に言っていると同じことなのです。
③ 障がいのある人の自立と社会参加を進めよう
 障がいを考えると、目が悪い人は眼鏡をかける、足の悪い人は車いすの乗るなど、何かに頼って生きて社会に参加しています。もちろん、軽い方ではありますが、自分がもしこれから病気や事故で大きな障がいを負うことになったら、と考えると、先ほどの高齢者の話と同様に、自分も障がい者になる可能性があります。そうなると、自分自身を偏見の目で見ることと同じなのです。
④ 外国人の人権を尊重しよう
 日本人で、アメリカの男性と結婚した人の話をします。その知り合いの娘さんは、大学卒業後、語学が堪能だったので、アメリカでの会社で働くことになり、そして同じ会社で働くアメリカ人と付き合うようになり結婚しようと考えました。そのために、自分の両親に、今度日本に帰るときは結婚したい人を連れて帰ると話をしました。その両親は、金髪で背が高くて、どんな素敵な人を連れてくるんだろうとワクワクしており、帰ってくる日に空港に迎えに行きました。でも、空港で会った瞬間に絶句、言葉が出てきませんでした。しどろもどろの挨拶しかできませんでした。それは、なぜか分かりますか?
 それは、黒人だったからです。きっと白人だったら大喜びだったかもしれません。でも、きちんと働いている人であったしとても紳士だったので、もちろん結婚はしました。これも偏見です。自分がもし黒人に生まれてきて、そんな目で見られたらどう思いますか?
⑤  女性の人権を守ろう
 戦後までの日本には、男尊女卑という考えがありました。簡単にいうと、男は立派で女は男に従って生きていけばよいという横暴な考えです。いまだにその考えは、あるような気がしますが、基本的には男女平等です。男女差については、違いを認め合えばいいのです。男性のいいところ、女性のいいところを認め、足りないところをお互いが協力し合えばいいのです。体つき、ものの考え方など男性と女性は明らかに違っています。それを認め合うことが大事なのです。
 その他にも、貧しい国では、人身売買があります。かつては、日本でもありました。また、性同一性障がいという障害もあり、体は男性でも心は女性という人もいます。海外では同性同士結婚の結婚を認めている国もあります。
 このように世の中には偏見がいっぱいあります。でも、相手のことを考えて見方を変えたり、思いやりや優しさをもてたりすれば、解決することばかりです。
 私は、人権の一番の敵は、悪い醜い心、あるいは偏見だと思います。このことが、世の中を悪くしていると思います。みんなが思いやりや優しさをもち、偏見をなくせば、世界は平和になるに間違いありません。そうなると、もう人権という言葉が必要にならないと考えています。そんな世の中にしましょう。


 


12:09 | 投票する | 投票数(8)
2018/10/26

平成30年度 進路説明会

| by 佐織中学校

                 平成30年10月26日(金)
                       佐織中学校 進路説明会あいさつ
                                                                       校長 片山 幸毅
                                                                               
 お忙しい中進路説明会にお越しいただき、ありがとうございます。
 本日の説明会は、学校公開日も設定させていただきましたので、3年生の保護者の皆様だけでなく、希望された1・2年生の保護者の方もみえていると思います。まだ1年以上ある。もう半年もない、いろいろ考えるでしょうが、本日が参考になればと心から思います。
 2つ話をさせてください。
 1つ目は、保護者の皆様に身近に感じてもらうために現在高校3年生の私の子供の話をします。親の気持ちです。
 2年前の話になります。希望校を決めて倍率が出る前は定員割れをすればいいのに、倍率が出てからは下がればいいのに、と思い、本当に嫌な時間を過ごしました。教師としては、恥ずかしいですが、親の気持ちはそんなものです。
 そして、試験受けてからは、合否のどちらでもいいから、早く結果が知りたいと願っていました。また、子供たちからは、「入試の出来は一切聞くな」と言われたので、忠実に守っていました。聞きたくて仕方ありませんでした。約1週間、発表までありましたが、これは非常に長く感じました。親の気持ちは知らず、毎日どこかへ遊びに行っていました。ひょっとしたら、考えるのが嫌だったかもしれません。

 2つ目は、生徒のみなさんに伝えたい先生の同級生の話をします。
 その同級生は、同じ野球部で本当にどじなやつでした。試合に行けばユニホームを忘れる。勉強は嫌いで、宿題をいつも忘れて、何度も叱られていた友達でした。でも、何とか高校に入学して卒業後は、飛行機が乗りたいと思ったそうで、航空自衛隊に入りました。無事は入れたのですが、パイロットの養成講座はとても難しく、実技、筆記試験が数多くあり、全て合格しないとなれないようでした。結局、合格はできず、飛行機に乗ることはできましたが、気象を状況などを機内で調べる仕事でした。しかし、その仕事は外国の人と話すことも必要で、英語で話さなくていけないことも多くありました。何年かたって、英会話がスムーズにできるようになり、一人でも海外旅行に行くことができるようになりました。ちなみに、先生は添乗員さんがいるツアーでしか行ったことがありません。その友達は、20年勤めて自衛隊をやめ、通訳の仕事をしたり、海外に行き自分が仕入れた商品をデパートや家具屋さんに卸す仕事をするようになり、大成功を収めました。
 この友達から、先生は学びました。どこに成功するチャンスがあるか分からない。でも、20年続けたからこそそこに成功があったのだと思いました。

 人生は、自分の思うようにうまくはいきません。最初から成功することは珍しいですし、挫折しても不思議と新しい道が開かれていきます。ただ、そこには、「継続」がありました。仕事の上の何気ない積み重ねが大きな成功となりました。「継続」するという大切さを友から教えてもらいました。

  さて、今日の進路説明会では、進路決定の考え方や日程、国公私立高校をはじめとした様々な上級学校の入試など進路の道筋について、直接、高校の先生や専門学校の先生方からいろいろな情報が得られることと思います。3年生担当教員は、進路について、様々な知識と経験を持っており、一人一人の進路について一生懸命その子にあったより良い道を探そうとしています。ご心配な点は、遠慮なく相談していただければと思います。
 希望の進路を実現させるためには、お子さんと保護者の皆さんと学校とが手を携えて歩みを進めることが、なによりも大切です。そのために今日の会が実り多い時間となることを願っています。どうぞよろしくお願いいたします。


 


18:30 | 投票する | 投票数(12)
2018/10/26

平成30年駅伝壮行会

| by 佐織中学校

                                  平成30年10月26日(金)ランチルーム
    平成30年度 海部津島駅伝大会 壮行会 あいさつ
                                                         校長 片山 幸毅
                                                                             
 伝統ある中学校の駅伝大会が、明日27日(土)に弥富市の三つ又池公園で開催されます。ワクワクしています。
 駅伝選手を募集し9月には、出場できる選手の人数が集まらず、今年は出場できないかもしれないのかと本当に心配していました。実は、心配して私も参加してほしい声を3年生にかけていました。最終的には、昨年度よりも多い人数の男子13人、女子12人が集まり、練習に取り組み始めました。
 駅伝の練習は、みんなも知っているように走ることが主な地味な練習で、最後の長距離のタイムレースでは、全エネルギーを使い果たすような感じで、くたびれてしまいます。私の中では、過酷な競技の一つだと思います。走る種目はどれも大変ですが、短距離だとしんどい、苦しい時間が短く、回復が早いものです。しかし、長距離は、しんどい、苦しい時間が一番長く、誰もが避けたいと思う種目です。まず、それが分かって挑戦してくれたみなさんに大きな拍手を送りたいと思います。
 そして、参加すれば必ず選手になれるとは決まっていません。選手として出場できる皆さんは、やりがいを感じると思いますが、特に1・2年生の皆さんは、選手に選ばれないことも覚悟して、挑戦してくれました。この気持ちは、本当に素晴らしいと感じます。
 ただ、「石の上にも3年」ということわざがあります。これは、冷たい石でも三年間座り続ければ暖まることから転じて、何事にも忍耐強さが大切だという意味です。また、相撲社会では、「3年先の稽古」という言葉があります。これは、力士の実力は、1カ月や2カ月で身に付くものではない。先を見据えて、じっくり、しっかり体をつくれという意味です。目先の結果にとらわれず、3年先の自分の目標に達成するために、今何をすべきか、ということを考えさせてくれる言葉です。
 ゆえに、今年度、1・2年生がたくさん参加してくれたことは、この先どれだけみなさんが伸びるかという楽しみになりました。

 選手の皆さん、分かっていると思いますが、一人で走る、駅伝は、孤独なスポーツの一つです。でもタスキには、みんな思いがこもっています。その思いに答えるために、全力を出し切ってください。それが、目標です、結果は、何位でも構いません。ただ、こういう苦しい種目にも参加する生徒が今後も続くことが、大切だと感じています。それでは、みなさんの健闘を祈ります。


18:27 | 投票する | 投票数(13)
2018/09/26

平成30年度体育祭あいさつ

| by 佐織中学校

        平成30年度 佐織中学校 体育祭              
                                                                校長 片山 幸毅
                                                                               
                             思い出に残る体育祭に
                                       
  さわやかな秋空の下、延期になりましたが、本日は「叫べ!そして全力で笑え!」をテーマのもと、体育祭が開催されます。先週に比べ暑すぎて、熱中症の心配はありますが、本当によかったと感じております。

 本日は、公務ご多用のところ、本校の学校祭ために愛西市の議員の皆様、高等学校の校長先生をはじめ、多数の方にご出席いただき、心より感謝しております。また、保護者の皆様、地域の皆様の方にも、おいでいただき心より感謝いたします。

 先週木曜日、中4日空きましたが、文化祭では、広島派遣報告、合唱コンクール、吹奏楽部の演奏がありました。どれも見ごたえがあり、とてもいい時間を過ごすことができました。中でも、ブロックの得点に関係する合唱コンクールの結果発表では、その結果に一喜一憂することがありました。悔しい思いや頑張ってよかったと感じたと思います。もう結果は、変わりません。もう気持ちは切り替わったと思います。精いっぱい頑張ってください。しかしながら、これまでの中で、壇上で歌っている姿、また、聞く姿は一番素晴らしいと感じました。みんな一人一人に最優秀賞をあげたいくらいな気持ちになりました。
 合唱は、内なるエネルギーや気持ちを声として、歌として、表現するものだと思います。一方体育祭は、指先までの体全身を使って、全身全霊で、自分たちを表現したり、躍動するものだと思います。
 素晴らしい思い出を作るために、思い切って力を出し切ってください。

 また、今年度は、先生たちも学校祭の一員であることを感じたい、盛り上げたいと思い、お揃いのテーマの入ったポロシャツやTシャツを着ています。ちなみに、私は、情熱、闘志、団結、若さをイメージしてこのオレンジ色を選びました。みなさんから、是非それを感じ取りたいと思います。

 来賓、保護者の皆様におきましては、私がここで話をするよりも、生徒たちの素晴らしい姿、成長した姿を見ていただくことが一番だと思います。楽しみにしていてください。

 最後に、佐織中の皆さんしかできない、皆さんしか表現できない体育になることを心から祈ります。


16:26 | 投票する | 投票数(13)
2018/09/26

平成30年度学校祭総合開会式のあいさつ

| by 佐織中学校

     平成30年度 佐織中学校 学校祭総合開会式あいさつ  

                                                     校長 片山 幸毅
                                                                               
                             思い出に残る学校祭に!
                                       
  みなさん。おはようございます。
 まずは、本日、無事に学校祭が開催できることを心から嬉しく思っています。
 それは、7月から酷暑、異常な暑さが続いたこと、また、9月には大きな勢力の台風21号が上陸、翌日には、北海道で震度7という想定外の大きさの地震があり、それにより被災されたところでは、授業もままならず、学校祭は中止にしているところがあります。それを考えると、本当にありがたいことです。
 また、本日は、公務多様のところ、本校ために愛西市の議員の皆様をはじめ、保護者の皆様、本校ゆかりの方々多数の方にご出席いただき、心より感謝しております。

 今年度の学校祭のテーマは、「叫べ!そして全力で笑え!」です。叫べは、頑張っている仲間を大きな声で応援すること、そして、この学校祭のこれまで取り組み、今日明日は自分たちの力を出し切り、その結果として楽しかった、よかった、悔しかったなどいろいろな思いを感じながらも、最後には思い切り笑えるようにという意味で、設定されました。
 みなさんが、学校祭を終えた時に、そう思うことができれば、大成功の学校祭と言えます。期待しています。
 
 本日の文化祭では、学級旗の紹介、広島派遣報告、合唱コンクール、吹奏楽部の演奏があります。お昼時間は、明日も含めて、作品が展示されています。昨年度の感想を言いますと、どれも見ごたえ、聞きごたえがあり、とてもいい時間を過ごすことができたと感じました。どうぞお楽しみください。
 
 最後に、3年生を中心に学校祭を作り上げてくれました。みんな一人ひとりに感謝をしています。感謝を込めて、今年もプレゼントをしたいものがあります。代表で、ブロック長に受け取ってほしいものがあります。ブロック長、登壇してください。
 ここで、「叫べ 赤ブロック 笑顔で」「Become Great Memory 佐中祭」と記されたゼッケンになる標語を渡します。「Become Great Memory 佐中祭」は、「この学校祭で素晴らしい思い出をつくれ}という意味です。
 それでは、君たちが中心となり、思い出に残る素晴らしい学校祭にしてください。



 


16:24 | 投票する | 投票数(15)
2018/04/26

平成30年度PTA総会

| by 佐織中学校

                            平成30年度PTA総会あいさつ
                                                              平成30年4月20日(金)
 こんにちは。
 本日は、初夏を思わせるいい天候に恵まれ、授業参観、総会が開催にあたり、多くの保護者の皆様の参加していただき、ありがとうございます。

 花木会長さんはじめ旧役員方々、本当にありがとうございました。
 また、大池会長さんはじめ新役員の皆さんにおきましては、本年度もよろしくお願いします。

 調べたところによりますと、本校は、明治42年4月に佐織高等小学校として創立されてからは108年目、戦後の学制改革により昭和22年4月1日に発足し、中学校として発足してからは71年目に当たり、新校舎としては、開校12年目を迎えたました。

 今年度は、4月5日に入学式・始業式を挙行し、制服姿がまぶしい102名の1年生を迎え、全校341名の生徒でスタートしました。進級した生徒も、それぞれ明るい笑顔で学校生活を送っており、今年も活気とやる気に満ちたすばらしいスタートが切れました。
 先ほどの自己紹介にもありましたが、この年度末の異動により、5名の教職員が去り、新たに4名の教職員が赴任いたしました。
 
 せっかくの機会ですので、2つほど話をさせてください。
 1つ目は、これからの社会を生き抜くために、どんな資質を持つ必要があるか?どんな人を必要としているか?という話です。

 先日、人事課に勤務する友人と話す機会がありまして、「会社でも指示待ち人間が多い、相談に来る際にはどうしたらいいでしょうか?と聞くだけで、自分の考えを持っていないことが多い。だから、1から全部教えなくてはいけない。自分で考えて実行しようとしない。」と言っていました。このことは、教育現場でも同様に感じます。少子化ということで大事に育てられてきたため、指示待ち人間を作ってしまったのかもしれません。我々にも責任があると思います。
 このようなことを、年々感じていますので、昨年度に、目指す生徒像を「気づき、考え、実行し、振り返る子」と設定しました。そういう生徒を育てるためには、そういう教師集団を作る必要があると感じました。
 そのために、4月の最初の職員会議で、「相談に来るときは、どうしましょうではいけない。プランを持ってきてください。」と話しました。特に、自分の成長につながるのは、振り返る行動をすることと捉えていますので、振り返ることのの大切さを訴えました。
 また、生徒にも、やりっぱなしではいけない。自分の行動が、どうであったか考えることが大事であると話しました。
 社会で仕事ができると言われている人の多くは、気づき、考え、実行し、振り返る行動をしています。ゆえに、評価されています。しかし、私は、主婦・母親の仕事も日々、この思考の繰り返しではないかと感じています。だから、家庭がうまく回っているのだと感じています。学校でももちろんですが、是非、そのノウハウを家庭でもお子様にお伝えください。

 2つ目は、教育界が、今、大きな様変わりの時期にきている話をさせてください。具体的には、部活動の話です。
 企業の手当のつかない残業の問題は、公務員にも同様で、特に残業手当のつかない教員にとっては、長時間労働が自主的ではありますが、大きな問題となっています。
 要項の部活動に関する通知をご覧ください。p16のところに、こう書いてあります。
「愛知県教育委員会では、学校や地域の実情に応じて、学校の開錠・施錠時間の設定、夏休み期間中の学校閉校日の設定、部活動に係る活動時間や休養日等の設定など、教員の多忙化解消に向けた様々な取組を行ってまいります。」
 このことをうけて、海部地区では、部活動の時間は、平日2時間程度、土日はどちらかで3時間程度という案が、教育委員会から提示されました。もちろん、これは多忙化のことばかりでなく、生徒の健康の保持や増進のために必要以上の無理はさせないという考えにも立っています。
 部活動には、両極端な意見が多くあります。例えば、部活動を一生懸命にやりたい生徒とそうでない生徒、部活動を一生懸命にやってほしいと願う保護者の方々とそうでない方、部活動に熱心な先生とそうでない先生がいます。先生が全て、部活動の指導が得意なわけではありません。生徒が全て運動が得意なわけでもありません。また、そういう事情もあって、部活動の活動時間が制限されてきたとも感じております。
 これからは、中学校における部活動の意義は、大会やコンクールで結果を出すことが一番の目的ではなく、心身ともに鍛える場であったり、仲間との思いやり、協力性等を育む場になっていくと言えます。一方、競技として勝敗に特化したり、技術の獲得すしたりすることは、クラブ等に委ねることになると思います。
 本校は、どちかというと部活動に熱心な学校だと感じました。また、活動時間も長い方だと感じていました。頑張る生徒、先生方のおかげで、私が赴任する前からも、たくさんの成果があり、素晴らしい学校だと感じていました。ただ、今年度になり、今までのようにいかなくなってきました。私自身、中学校の教員を目指したのも、部活動の指導がしたかったことが理由の一つで、時間制限が設けられたことには違和感を感じています。もし、今、自分が顧問でしたら、練習量よりも練習の質の工夫、そして自己判断のできる、考えて行動でき、向上心を持つ生徒を育成することを心がけると思います。
 いろいろ、理解できなところやご不満もあるかとも思いますし、厳しい状況の中ですが、できる範囲で生徒たちに寄り添い、また指導していきますので、どうぞ我々にご協力ください。

 この4月は、朝部活は活動していませんので、ゆとりが生まれており、先生方が授業の準備のための工夫や教材づくりに、力を入れている姿が見られています。「教員は、授業で勝負をすることが大事で、ゆとりが生まれた時間は、プロ意識を感じる時間として活用してください。」と伝えました。すぐにという訳にはいきませんが、今後、質の高い授業が行われていくことを信じています。ゆとりのある夏休みは、生徒の自主勉強会・補習などを実施も視野に入れています。 
                          
 最後に、誰もが子どもたちの健やかな成長を願っています。そのためには、保護者による家庭の力、そして学校の先生方による教育の力、また地域の皆様からの社会で通用する常識力がうまく調和して育っていくものだと思います。
 我々教員は、子どもたちの良さを認め、知力・体力を伸ばすために、授業や部活動で鍛えていきたいと考えています。また、困ったことがありましたら、何でもご相談してください。皆さんのお力になりたいと考えています。
 
 今年度も、学園の教育活動・PTA活動にご支援、ご協力をいただきますようお願いして、あいさつとさせていただきます。


16:22 | 投票する | 投票数(26)
2018/04/09

平成30年度 入学式

| by 佐織中学校

          平成30年度 入学式 式辞

 本日、春のあたたかい光を浴び、万物が躍動する佳き日、平成30年度入学式を執り行うことができますことは、誠に大きな喜びであります。
 
 102名の新入生の皆さん
 ご入学おめでとうございます。

 また、本日はご多用の中、本校入学式に愛西市教育委員会からは堀田直紀様はじめ、PTA役員の代表の方々にも御臨席いただきました。高い席からではございますが心よりお礼申し上げます。

 さて、今年の春の訪れは早く、春のシンボルである桜の花の満開は過ぎ、少しさみしい気持ちもいたしますが、初々しい新入生の皆さんの様子を見ていますと、未来への夢や希望を感じさせてくれ、桜以上に満開を感じております。

 さて、本日中学校での新しい生活を始めるにあたって、皆さんの心に楽しみと不安があるのではと想像します。

 違う学校の同級生と仲良くできるのだろうか。 急に難しくなる勉強についていけるだろうか。
 部活動で頑張ることができるだろうか。
 先輩とうまくやっていけるだろうかなど、不安が大きく膨らんでいる人も多いだろうと思います。
 
 いい緊張感は持つことは大切です。しかし、皆の先輩たちは普通に学校生活を送り、日に日に慣れていくことで、中学生らしくなっていきました。だから、みなさんも大丈夫です。安心していてください。
 
 入学式にあたり、私が大切にしている言葉を一つだけ送ります。それは、「これまでよりもこれから」という言葉です。「これまで」は過去のことですから、過去は変えることができません。しかし、「これから」は、未来のことです。自分次第でどんどん変えることができるのです。自分の未来を大切にしてほしと思います。だから、いつも挑戦をする気持ちを持ち続けてください。小さな挑戦でもかまわないのです。その積み重ねが、大きな成果となるのです。期待していますよ。

 保護者の皆様に、一言ご挨拶申し上げます。
 お子様のご入学、おめでとうございます。
 初めてお子様が中学に入学される方にとっては、お子様同様の不安をお持ちのことと思います。

 ぜひ、本日から中学生の親であるという自覚をもってください。それは、中学の三年間で、驚くほど子どもは変化を遂げ成長していくからです。肉体的にも精神的にもです。その変化のスピードに合わせて、親として子どもの成長とどうかかわっていくか、それが子育ての醍醐味であり、親としての真価が問われるときだと思います。

 佐織中学校の職員は、子どもたちにしっかりと寄り添って教育活動を進めます。
 また、保護者の皆さんともに、時にはともに喜び、困ったときには、その苦しみを共有しながら進めて行きたいと考えております。 よろしくお願いいたします。

 さて、二年生・三年生の皆さん。進級おめでとうございます。新たに102名の後輩が入学してきました。彼らに心から慕われ、かっこういいと思われる先輩になってくれることを期待します。できるかな?聞いてみましょう。
「三年生の皆さん、かっこいい先輩になれますか?」

 さすが、三年生です。いい返事です。安心しました。この調子で、佐織中学校の顔となってください。

 最後に、生徒の皆さん、何よりも自分を、命を大切にしてください。

 それでは、一人一人が、力強く新年度のスタートを切ることができるよう期待をして式辞といたします。

            
              平成30年4月5日

                愛西市立佐織中学校長 片山 幸毅


10:10 | 投票する | 投票数(26)
2018/03/07

卒業式

| by 佐織中学校


                                第71回 卒業証書授与式 式辞


 校庭の木々にも、春の訪れが感じられる今日このよき日、第七一回卒業証書授与式を挙行できますことは、この上のない慶びでございます。
   挙行するにあたり、愛西市からは副市長 鈴木 睦様をはじめ、ご来賓の皆様、地域の皆様、保護者の皆様にご臨席を賜り、このように盛大に式を行うことができますことを、心より感謝し、高い席からではございますが、厚く御礼申し上げます。
 ありがとうございました。

 本校を巣立つ119名の皆さん、ご卒業おめでとうございます。今、一人一人に卒業証書を渡しましたが、どの顔も喜びと希望に満ち溢れ、生き生きとした表情でとても頼もしく見えました。

 私が皆さんと過ごせたのは、一年間だけでした。しかし、この一年の皆さんの姿は私の目にしっかりと焼き付けられました。最初に一緒に出かけた東京での修学旅行、仲間と本当に楽しそうに語らう笑顔、部活動の夏の大会、陸上、相撲、駅伝の各大会で精一杯力を出し切る姿、
 学校祭では「奏でろ 勝利の旋律を」というテーマのもと、縦割りブロックの合唱やマスゲームを創り上げた姿。
 また、日々の生活の中で、仲間が困った時にみんなで手を差しのべ、その困難を乗り越えようとする姿や友の苦しみを自分のことのように受け止めてともに悩んでいた優しい姿。こうした姿は、「なんて優しい心を持っているのだろう」という感動を与えてくれました。優しさや思いやりはもちろん、誠意をもち、努力することを怠らない素晴らしい中学生に成長してくれました。

 本日のこの卒業式は、義務教育を修了した皆さんが、家族や友達、地域の方、先生方など、これまで自分を支えてくれた方々との絆を振り返り、その支えに感謝する場であり、また、これからの自分の人生を考える、決意する場であると思います。
 そこで、新たな「たびたち」の門出に当たり、そのはなむけととして、ひとつメッセージを送りたいと思います。
 それは、「悩み事や考え事は暗闇ではするな。青空の下でしなさい」という言葉です。これは、私が実行していることです。人生は、楽しいことばかりでなく、むしろ悩むことや考えることの連続です。そして、時々、窮地に追い込まれます。夜あるいは暗闇で物事を考える場合は、その暗さ、闇のためかネガティブになりがちで、否定的な発想や答えしか出てきません。また、眠れない原因にもなります。そういう時は、澄み渡った青空の下、そして燦燦と降り注ぐまぶしいばかりの光の中に自分を置いてください。不思議とポジティブになったり、勇気が湧いてきたりして、いい発想や「よし、こうしよう」と決断することができるのです。
 ちなみに、太陽の光のことを調べてみました。太陽の光を浴びると、健康にいいと言われるビタミンDが皮膚で生成されます。ビタミンDは食べ物から摂取するのは難しいと言われていますが、ビタミンCなどと違って体内にためておくことができるのです。この貯蓄したビタミンDは免疫力を上げ、強い身体を作ってくれるのです。また、幸せホルモンだと言われるセロトニンが分泌されます。セロトニンが分泌されると脳にも刺激が与えられ、うつ病の予防や治療に効果があるそうです。
 つまり、太陽を浴びる時間は、心身ともに健康にしてくれる大事なものであり、貴重な時間だといえます。体調の悪い時に出す答えと体調がいい時に出す答えでは、言うまでもなく、いい時に出す答えの方がいいに決まっています。苦しいとき、困難な時に陥ったときにこそ、私の言葉を思い出し、青空の下に立ってください。きっとあなた方を、いい方向に導いてくれるでしょう。

 最後になりましたが、保護者の皆様、お子様のご卒業おめでとうございます。心よりお祝いを申し上げます。お子様の立派な姿を目の当たりにされ、感慨もひとしおのことと存じます。この先の一人一人の人生が、充実した実り多きものとなるよう心から願いたいと思います。
 今日、巣立つ119名は、保護者の皆様にとって大切な自慢のお子様であると同時に、地域の宝であり、在校生にとってあこがれる先輩であり、私たち職員にとって胸を張って送り出せるすばらしい生徒です。

 卒業生の皆さんの大いなる前途を祝し、その人生に幸多きことを願って、私の式辞といたします。

  平成30年3月6日

                  愛西市立佐織中学校長 片山 幸毅


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2018/01/26

入学説明会

| by 佐織中学校

平成30年度入学生の入学説明会(挨拶)

 みなさん こんにちは。
 私は、この4月より飛島中学校から赴任しました。校長の片山幸毅と申します。よろしくお願いします。二十数年前に、勝幡小学校に勤務していたので、懐かしい気持ちでここまで過ごしました。この中の皆さんのお父さんお母さんを担任していたり、関わっていたりしていました。6年生の皆さんに会えることが一番の楽しみでしたが、かつての成長した教え子に会えるのも今日の楽しみの一つです。

 さて、1月下旬は、二十四節気のうち、大寒にあたり一年で一番寒いころです。昨日と今日と雪景色の中、本日の会に来校していただき、心より感謝します。
 
 勝幡小学校の6年生の皆さんは、北河田小学校の6年生の皆さんに会えることを楽しみにしていたかもしれません。残念ながら、昨日より、インフルエンザのために学年閉鎖になりましたので、今日は会えません。次に会えるのは4月5日の入学式になります。その日まで、楽しみをとっておいてください。

 今、皆さんは、中学生になることをきっと楽しみにしていることだと思います。今から、その楽しみが何十倍もなるような話をします。
 中学校は制服で過ごします。これを着ると大人になった気がします。また、自転車登校が可能になりますので、優越感を感じます。ただ、交通事故には気を付けてください。
 そして、佐織中学校は皆さんを大人として接していきます。大人になっていくために必要なことを学んでいってもらうようにします。大人になることは、簡単にいうと自分のことを自分ですべて責任を取ることです。そういう覚悟で4月から来てくださいね。
 その一つとして大事なことは、「勉強」です。中学校は何をするところかを一言でいうと、「勉強」をするところなのです。小学校から中学校に入学することは、校区に住んでいれば誰でもできます。しかし、高校は、受検し合格しなければ入学できません。勉強は頑張れば頑張るほど、高校を選ぶ選択肢が増えます。そして、頑張れば頑張るほど、将来の夢や希望が広がっていきます。
 また、愛西市の学校で、唯一、冷暖房が各教室に設置してあります。勉強する環境は抜群です。
 今日の冊子にありますように、本校の教育目標ですは「正しく・強く・明るく」です。目指す生徒像として、社会に出て通用する成功する人なってほしいと思っています。それには、「気づき・考え・実行し・振り返る生徒」であると強く思っています。言われて行動するのではなく、自らが気づき、そしてどうしたいいか考え、実行する。そして、それが良かったどうか振り返るのです。これが仕事をしていくことや人生を生きていくことで大切なことだと、これまでの経験から感じているところです。
 そこで、今日の宿題です。今日、中学校の入学説明会で「気づき、考え、実行し、振り返る」ことが大事だと知りましたよね。このことを、皆さんの身近な大人の人に聞いてみてください。きっと素晴らしい言葉が返ってきます。その時に、皆さんが感じたことを入学式で聞きますので、楽しみにしていてください。
 次に話すのは、佐織中学校の素晴らしい伝統二つです。
 1つ目は、この4月の入学式で体験したことです。旗手、校旗を運ぶ人のことで、この人が体育館の後ろから舞台に校旗を運んできますが、この運ぶ姿、動きが感動的でした。びっくりしました。私には、あたかも、校旗は佐織中学校の全ての卒業生の魂が籠っているものに見え、運んでいる人は、普通の人間の動きではなく、大事な魂を運ぶので神様が乗り移ったかのように見えました。それは、それは厳かな儀式に見えました。今年新たに選ばれた旗手の人は3人います。そのうちの一人が、お家で、選ばれたことを話したら、おばあちゃんが、とても喜び、とても豪華な夕食を作ってくれたそうです。それだけ格式のある役目なのです。初めて見る方は、4月5日の入学式を楽しみにしていてください。
 二つ目の伝統です。それはこの左肩のオレンジリボンです。このリボンは、目茶苦茶気に入っています。それは、12年前に生徒会が発案したものだからで、心がこもっていると信じているからです。このリボンは、「いじめをしないさせない許さない」という自分の意思表示をするものなのです。強制的につけさせるのではなく、自らの意思でつけるものです。
 また、毎月7日~14日(714=ないよ)を「いじめないよ週間」と名付け、「オレンジリボン」を制服につけるようにしています。
 現生徒会からは、12月の集会で「佐織の誇り いじめ防止の オレンジリボン」とキャッチフレーズを発表してくれました。こういう取り組みをしてくれる生徒たちを本当に「誇り」に思います。
 しかし、それでもラインなどのSNSで悪口を書いたりするトラブルが本校でもあります。これについては、悪気がなくても絶対ダメであることは保護者の皆様にもお願いします。スマホなどを持たせる持たせないことに口出しをすることはできませんが、個人的には中学生には必要ないと考えています。持たせる場合は、何かがあったっ時は、保護者の責任であるという自覚を持っていただきたいと思います。
 ちなみに、ネットのウイキペディアにもリボンの写真と説明が載っています。ぜひご覧ください。

 最後に、保護者の皆様におきましては、小学校を無事卒業するという喜びと中学校へ入学するという不安が混在していることだと思います。大事なお子様を責任をもって預かり、無事に3年後には夢と希望をもって、巣立てさせたいと考えております。急激に成長するお子様の成長を楽しみながら、保護者の皆様も成長し共に素晴らしい時間を過ごせたという実感をしていただきたいと願っております。
 詳細については、この後、教頭以下が説明いたします。本日はどうぞ宜しくお願い致します。


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2017/12/11

人権週間 校長講話

| by 佐織中学校

平成29年度 佐織中学校 人権週間 校長講話

 

 愛の反対は・・・ (マザーテレサの言葉から)

 

12月に入り、日に日に寒さを感じるようになりました。また、インフルエンザの流行する時期にもなりました。すでに、海部地区の小学校では、学級閉鎖をする学校も出てきました。本校では、ここ数年、学級閉鎖をしていません。今年も、インフルエンザに負けないようにしてほしいと思います。

今日、12月4日から12月10日まで人権週間です。最終日の12月10日は人世界権デーと定められています。

人権を尊重するということをやさしく言い換えると、「自分を大事にするのと同じくらい、他人も大事にする」ということです。「困っている人や悲しんでいる人、寂しがっている人を見たら、その人の気持ちを自分の気持ちに置き換えて考えられる人になる」ということです。

また、人権問題として、「女性・子供・高齢者・障碍者・同和・外国人」などがありますが、今日は、違う観点の話をします。

その話は、人権週間に合わせて、平和活動家であった「マザー・テレサ」についての話をします。この人は、1979年にノーベル平和賞を受賞した人で、修道女であり、人を幸せにするために、どれだけ愛を与えることができたかを活動に中心にしていました。彼女が話した言葉の中で、「愛の反対は〇〇〇」ということについて、話をしたいと思います。皆さんは、何だと思いますか?私も、最もされて嫌なことです。悲しいことです。これからの話を聞くと、分かってくると思います。

インドのカルカッタで、マザー・テレサは、まずしさや病気に苦しむ人々に、何よりも愛の手を差しのべ助けてあげていました。それは、苦しんでいる人に無関心でいることは、悲しいことだからと考えていたからです。一人の人間として当然のことだと考えていたからです。

そのため、マザー・テレサは、次のように語っています。「この世で最大の不幸は、戦争や貧困などではなく、周りの人から見放され、自分は誰からも必要とされていないと感じることなのです。」と語っています。

この世の中で、必要のない人などいないと思っています。だれもが、かけがえのない「命」をもった、大切な人間です。だから、何が大切かというと、周りをよく見て関わることなのです。つまり、自分にも、友だちにも、周りの人たちにも、地域の人たちにも関心を持つことです。

だから、マザー・テレサは、「愛の反対は、憎しみと思いがちですが、無関心なのです。」と言います。

人として一番していけないことは、無関心でいることです。例えば、誰かがいじめられていても、見てみないふりとか・・・。大人の自分でも、職場で、誰も話してくれなかったら悲しいことです。

先生たちは、みなさんの生活がよりよいものになるように、楽しい学校生活になるように配慮しています。もし、困っていること、悩んでいることがあったら、遠慮なく学級担任の先生、部活顧問の先生、教科担任の先生に相談してください。友達と一緒でもかまいません。相談を受けた内容については、全力で責任をもって解決します。

また、自分のことだけでなく、友だちのことでも結構ですので、悲しい思いをしている友だちがいたら、見て見ぬふりをするのではなく、自分のこととして考えてください。  

もう一度、言いますね。愛の反対は、憎しみではなく無関心です。自分を大事にするのと同じくらい、他人も大事にしてください。他人を大事にしない人は、自分を大切にしてくれません。

それでは、愛のあふれた佐織中学校にしましょう!


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2017/05/17

平成29年度PTA総会あいさつ

| by 佐織中学校先生

   こんにちは。(飛島中学校から今年度赴任しました片山幸毅と申します。)
 生命の息吹を感じる穏やかな春爛漫と、切り出したかったのですが、日頃の行い悪いせいか、曇ってしまいました。入学式の朝には、雨が降っていましたので。まだ少しはましかなと、思っています。
 さて、本日は、佐織中学校PTA総会にあたり、多くの保護者の皆様の参加していただき、ありがとうございます。調べたところによりますと、本校は、明治42年4月に佐織高等小学校として創立されてからは108年目、戦後の学制改革により昭和22年4月1日に発足し、中学校としては70年目に今年は当たり、創立からは新校舎としては、開校11年目を迎えたました。
 平成29年度は、4月7日に入学式・始業式を挙行し、制服姿がまぶしい115名の1年生を迎え、全校360名の生徒でスタートしました。進級した生徒も、それぞれ明るい笑顔で学校生活を送っており、今年も活気とやる気に満ちたすばらしいスタートが切れました。
 この年度末の異動により、5名の教職員が去りまして、そして、新たに6名の教職員が赴任いたしました。
 
 1つだけ話をさせてください。私が、好きなものの中で1番として挙げるものは「笑顔」、笑顔は、あたたかさ、優しさ、安心感、信頼感、仲間意識などなど、色々なものを与えてくれます。
 笑顔を通して優しさで気づかさせてくれ、しかも自分が変わった転機についての話をします。高校時代は、社交的でもなく、何かに自信があるわけでもなく、どちらかというと地味で暗い生徒でした。
大学に入学したころの話で、三重県の交通の便の悪いところの出身でしたので、一人生活にあこがれていたこともあり、親元を離れる決意をしました。下宿というのではなく、とりあえずは、朝夕の食事も平日はついていたので、大学の学生寮に入ることにしました。学生寮ですから、もちろん、一人部屋ではなく、同い年の生徒と二人部屋になりました。窮屈でしたが、安堵感はありました。土日になると食事がなかったので、金曜日の夕方に1週間の洗濯物を持って、自宅に帰っていき、日曜日の夜に帰る生活をしばらくしていました。ほどなく、女子寮もありましたので、同じ1年生の子たちとも仲良くなりました。気立てのよい子たちで、「土日の食事大変でしょう。よかったら、一緒に作ってあげる」と言われ、男仲間たちとその厚意に甘えることにしました。8人ぐらいで、食べたと思いますが、食器も少なく。毎回、一人づつに分けたのではなく、大皿のように食べていました。その誘ってくれた女子が、「みんなで食べると本当おいしいね」と話し、本当にそこには、みんなの笑顔でいっぱいでした。今でも、そのみんなの笑顔は忘れることができません。また、その子は、「一つのケーキでも、人占めして食べるより、分け合って食べるほうが絶対おいしいよね」と言い、みんなも「そうだね」と言っていました。自分だけは、その輪に入れませんでした。ほどなく、同じ階の隣の先輩が、「おい、片山君、バイト代が入ったから、ウィスキー買ってきたから、飲まないか」と誘ってくれました。そいうことがよくあり、こんなつまらない人間に、どうして優しいのだろうと不思議に思っていました。
 ついに、こんな日がやってきました。今度は、自分が帰宅して、学生寮に戻るときに、母親が2つケーキを持たせてくれました。寮に帰る際に、僕はずっとこのケーキをどうしようかと考えていました。一人で全部食べようか、誰かにあげようかと。それとも、食事をした8人の仲間に声をかけようか。たまたま、寮の玄関で、その仲間の一人の女子と出会い、勇気を出して、「実は、2つケーキがるんだけど、みんなで食べにくる?」と声をかけました。
そうしたら、「わかった。みんなに声をかけてくるね」と言い、私は、自分の部屋に戻りました。ほどなく、みんな集まってきて、たった2つの小さなケーキを8等分されました。まさに、一口です。「いただきます。」の後、「」おいしいー」と言い、そこには、笑顔がいっぱいでした。その時の自分の心は、今までにない温かい気持ちになりました。
 みんなの優しさが伝わってきたことと、自信がなかった自分に少しだけ自信が持てたからだと思います。心から、笑顔で癒されたひと時でした。
 それから、何よりも笑った顔が大好きで、先ほども言いましたが、笑顔は、あたたかさ、優しさ、安心感、信頼感、仲間意識などなど、色々なものを与えくれ続けました。
 保護者の皆様、そして先生方、気づいているとは思いますが、まずは「笑顔」で子どもたちと接してあげてください。それが、育てる基本です。
 偉そうに言っていますが、我が家に高校生がいますが、妻と子供たちとは会話が多いですが、私とは少なく、その様子を見て喜ぶようにしています。

 最後に、誰もが子どもたちの健やかな成長を願っています。そのためには、保護者による家庭の力、そして学校の先生方による教育の力、また地域の皆様から社会で通用する常識力がうまく調和して育っていくものだと思います。特に、ご家庭では我が子に愛情たっぷり注ぐ一方、我慢強さ・忍耐強さが最近の子どもたちにかけていると思いますので、是非、ご家庭でもお考えください。我々教員は、子どもたちの良さを認め、知力・体力を伸ばすために、授業や部活動で鍛えていきたいと考えています。また、困ったことがありましたら、何でもご相談してください。皆さんのお力になりたいと考えています。
 
 今年度も、学園の教育活動・PTA活動にご支援、ご協力をいただきますようお願いして、あいさつとさせていただきます。


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