11月11日(火)に、3年生から6年生が、福祉実践教室を行いました。体育館での全体会の後、3年生はガイドヘルプ、4年生は車いす、5年生は手話、6年生は点字にについて、講師の方から教えていただきました。
ガイドヘルプでは、講義の後、校内を歩きました。見えない怖さと同時に、ガイドとして「右に曲がります」「段差があります」など細かく口で伝えることの大切さと難しさを学びました。


車いすでは、自分が車いすに乗った時の操作のし方や車いすの押し方を学びました。また車いすユーザーの方の実際の自家用車も見せてもらい、工夫された作りに驚き、スーパーなどの障がい者用駐車場の意味について考えるきっかけになりました。


手話では、聴覚に障がいがある人とのコミュニケーションの方法は様々あることを学び、手話や指文字を使って講師の方とコミュニケーションを楽しみました。講師の方から、聞こえないことで不便や不安を感じることがあるということを聞き、積極的に声をかけて助けてあげたいと感じていました。


点字では、点字の歴史や点字の打ち方を学びました。指先に収まる程度の小さな6つの点で50音が網羅されていること、点字は凸面を触って読むため、打つときは左右が逆になること、また視覚に障がいがある人の見え方や視野についても話をしていただき、新しい発見が多い講義となりました。

「福祉」とは「ふだんのくらしのしあわせ」です。自分の普段の暮らしが幸せになるように、誰かの普段の暮らしが幸せになるように、この福祉実践教室で学んだことや感じたことが生かされていくことを願います。