砂の造形のあと、歩いて自然の家に戻りました。砂浜での砂をきれいに洗い、次の活動の「湯飲みの一刀彫」を行いました。

学校で考えたデザインを、鉛筆で下書きをして一刀彫専用のナイフで彫りました。これまでにあまり使ったことのない形のナイフだったので、苦戦している子もいましたね。焼き上がりまでには1ヶ月程度かかるということです。出来上がりが楽しみです!
一刀彫の後は、食堂での夕食でした。
夕食が終わると、いよいよキャンプファイヤーです。実行委員や火の神・火の子役はみんなより少し早くファイヤー場に集合して練習をしましたが、気合と緊張感が伝わってきました。

スタンツ、ゲーム、そして「スペシャルゲスト」として、学校から駆けつけてくださった先生方とのリンボーダンス。楽しい時間はあっという間に過ぎていきました。先生は、みんなが「キャンプだホイ」を元気に歌って踊る姿、「How do you do みなさん How do you do」の歌に合わせてファイヤーの周りをスキップしたり、楽しそうにゲームに参加したりする姿を見ているのがとても幸せでした。キャンプカウンセラーのジュンさんとナウさんによる「火舞」も心に残っています。

ファイヤーの最後の火文字は、「友」です。そこでこんな話をしました。
幼いころとは違い、友達との関係は少しずつ複雑になり、相手の気持ちを考えすぎて自分の思いが伝えられなかったり、自分の考えを押し付けてしまってけんかになってしまうこともあります。「つらい」「苦しい」と悩むこともあると思いますが、その時間は決して無駄ではありません。相手のことを考え、自分を見直すことができるからです。だめなときに「だめだ」「やめよう」と言い合える関係、一緒に楽しみ、悲しいことを一緒に乗り越えられる友達を作っていきましょう。
<一刀彫・キャンプファイヤーの感想>
・丸く彫るのが難しかったけど、うまくできてよかった。
・思ったよりも湯呑が小さくてうまく彫れるか心配だったけど、上手に彫れてよかったです。みんながどんな湯呑になったのか気になります。
・キャンプファイヤーで学んだことは、スタンツも楽しかったけど、「友」(友達・親友・友情)という話を聞いて、すごく心に残りました。