今日の1時間目に、3年1組で理科の研究授業を行いました。理科の「太陽とかげを調べよう」の単元です。本当は5時間目に実施する予定でしたが、天気予報を見ると「午後は天気が崩れる」という予報だったので、「主役の太陽が出ているうちに!」ということで、急遽1時間目に変更しました。影は日光を遮るものがあると、太陽の反対側にできることに気付いたり、その知識を生かして、影ふみ遊びで影を踏まれない方法を考えたりできることが目標です。
最初に、前時の影つなぎの授業を思い起こして、影は「どういう時に」「どのような場所に」できるかを予想しました。「どういう時に」では、「太陽があるとき」「晴れの時」などの意見が出ていました。また、「どのような場所に」では、「西」「太陽が見えているところ」「太陽の光が当たっているところ」などバラエティに富んだ意見が出されました。この時期の子どもたちの、視点をもって考えさせる指示の大切さと理科的な現象を言葉で表現することの難しさを感じました。
その後、太陽を見るための「遮光プレート」をもって運動場へ出て、実際に観察をしました。はじめは、「太陽が緑色に見える!」「雲が出てきた」など遮光プレートの景色に意識が向いていました。しかし、「太陽と自分と影の位置がどうなっているかをよく見てね」と小澤先生から声をかけられると、課題を思い出し一生懸命に位置を確認していました。また、太陽に雲がかかると「あっ!影が消えた!」と新たな発見もしていました。
教室に戻り、観察したことを発表しました。「太陽の方に向かって立った時、自分の後ろに影ができる」ことは共通理解できていました。しかし、ここでも言葉による表現の仕方は様々でした。日頃から、正しく伝わる言葉の使い方について、意識をしていきたいと感じました。
さて、今日の観察で得た知識を生かして、どんな影ふみ遊びになるのかがとても楽しみです。

