今日は、防災の日です。本校では、2回目の避難訓練を行いました。毎年2回目の避難訓練では、地震発生のあと津波警報が発令されたという想定で、2次避難行動として高所への移動を行う訓練になります。草平小学校で一番高い場所は、北館の3階になりますので、2階以下の教室の児童が3階の教室に次のように移動します。
5年1組‥‥2年2組 5年2組‥‥2年1組 6年1組‥‥3年1組 6年2組‥‥3年2組
児童会室‥‥1年1組と4年1組 音楽室‥‥1年2組と4年2組とわかくさ
しかし、新型コロナウイルスの感染予防のため、実際に移動はせず、自分の移動先の教室を確認だけをすることにしました。ただし、1・2年生だけは、実際に移動先の教室の前まで行って確認し、万が一に備えることにしました。
4時間目のチャイムが鳴ると、各クラスで事前指導が始まりました。特に1年生では、地震と津波の関係についても分かりやすく説明されており、津波の恐ろしさや高い場所に逃げることの大切さをしっかりと伝えていました。3年生の教室では、「まだ「地震は来ないのかなあ?」と」スピーカーをじっと見てる子がいました。
しかし、緊急地震速報の警告音が鳴り響き、「地震が起きます。窓ガラスから離れ、机の下など、身の安全を確保してください」という音声が流れると、子どもたちはサッと顔色が変わり、素早く机の下に潜り込みました。揺れが強いと机だけ移動してしまうので、机の脚をしっかりと持つように指示が出ます。5・6年生になると体が大きく、体がはみ出てしまうので、頭を確実に守ることを意識させていました。
津波警報が出されたというアナウンスまで、2分近くあったと思いますが、誰も声を出さず静かに次の指示を待つことができていて、本当に素晴らしいと感じました。
その後は、実際の動きを放送で確認をして訓練は終わりましたが、1年生と2年生は担任の先生の誘導で移動先の教室の場所を確認していました。とても良い避難訓練でした。実際に起きてほしくはありませんが、いつ起きても「自分の命は自分で守ることができる草平っ子」でいてほしいと思います。



