今日の3年生の授業の様子を収めた写真です。
この写真を見ると、授業中に水筒で水分補給をしている子がいます。授業中に周りの友達と笑顔で話す子がいます。体操服や制服の裾が、ハーフパンツや制服から出ている子がいます。


以前の学校では、このどれもが「こら!」と先生から声をかけられたり、「だらしがない」「けじめがない」「不真面目だ」と言われたりする様子だったのではないかと思います。しかし、今の佐織中学校では、このどれもがそういった指導の対象にはならず、それどころか「推奨されている」ことになります。
一昔前に、「TPO」という言葉が多く使われましたが、集団や場の「規律」「統一性」を重視していた時代とは変わって、子どもたちの「安全」「個性の尊重」「発信や連携の力」が重視される今の時代においては、TPOで求められる姿が変わっていることに対応する「しなやかさ」が、学校にも求められていると日々感じます。
7月には、「ダイバーシティ(多様性)」に配慮した学校作りに関するアンケートを生徒・保護者・教員に実施しましたが、教育機関として大切なことは決して見失わない中で、より「しなやかな」学校を目指して、これからも様々な取組を進めていきたいと思っています。
またお気付きのことがありましたら、どんどんご意見をいただきますよう、よろしくお願いします。