今日から、2年生の「職場体験学習」が始まりました。
このコロナ禍で、「協力のお願いをしても受け入れてくれる事業所がないのでは」「子どもの参加に同意してくださる保護者が少ないのでは」「実施時期にこの地域でコロナウイルスの感染が拡大しているのでは」など、本当に実施できるのか不安が尽きない中、「何とか子どもたちに貴重な学びをしてほしい」と願いながら準備を進めてきました。このような状況でも、今年は「27事業所」が受け入れをしていただけることになり、体験学習に参加を希望する子どもたちは全員がどこかの事業所に行けること、本当に有難く思います。
そんな準備の苦難を乗り越えた体験初日の今日は、朝から爽やかな晴天に恵まれました。
子どもたちもワクワクして逸る気持ちが抑えられないのか、出発予定時間よりずいぶん早く登校する子たちも多くいて、受け入れてくださる事業所の方に張り切りすぎてご迷惑をおかけしないか心配になる送り出しとなりました。

朝早い出発組は、登校する子たちと逆方向にすれ違いつつ職場に向かいました。

昨日のプロ野球のドラフト会議では本校出身の方が「1位指名」されるという嬉しいニュースがありました。子どもたちのもつ無限の可能性と、「可能性の芽」を育てる使命を実感する機会となり、改めて身が引き締まる思いがしました。地域や保護者の皆さんが与えてくださった今日からの貴重な体験の機会を通じて、2年生の子どもたちの中に、いろいろな「可能性の芽」が出てくることを期待します。
また街中で子どもたちを見かけましたら、温かい応援のお声かけをいただきますようお願いします。