今日は木曜日ということで、「道徳」の日です。
1年生は授業変更の関係で別日に実施となりましたが、2・3年生は今日もモヤモヤと、みんなで考えました。
3年生は、「社会参画、公共の精神」について考えました。よりよい社会を作る一員として、どんなことが大切になるかを教材を通じて考えました。今回は教材の中の状況設定と、これまでのコロナ禍での非日常の生活に通じるところがあり、当たり前の生活の大切さについて目を向ける子が多くいたようでした。


2年生は、「友情・信頼」について考えました。仲間と励まし合ったり、支え合ったりすることが大切なことは分かっているものの、それでも友情や信頼関係にヒビが入ってしまうことがある。思春期の真っただ中を生きる子どもたちとって、まさにタイムリーな教材を使って、自分自身の友情や信頼関係について目を向ける授業となりました。


ここまで約1か月、担任の先生が道徳を進めてきましたが、昨年度から実施されている「特別の教科 道徳」がねらいとする「考え、議論する道徳」の実現には、先生方も試行錯誤が続いています。
そこで来週からは、「ローテーション道徳」といって担任の先生は自分のクラスだけでなく他のクラスでも授業をしたり、担任以外の先生たちも道徳の授業を実施したりして、お互いが授業を見合う機会を増やす取組を開始します。また、ローテーション道徳の授業後には、その日の授業について、先生たちがワークショップで授業作りについて学び合い、みんなで授業力を高め合う試みを始めます。
ご家庭でも、ぜひ木曜日には「今日の道徳どうだった?」と話題にしていただき、その日の授業で扱ったテーマについて多面的・多角的に考える機会を増やしていただけたらと思います。