先週の水曜日と金曜日には、市の保健師さんと新生児の母親（そして赤ちゃんも）に来校していただき、２年生を対象に「いのちの授業」を実施しました。
　この授業は、本校でも長年継続して２年生で実施していますが、直近のここ２年はオンラインで母親と赤ちゃんにつないで、モニター越しにお話を聴かせてもらっていました。そして今年度、３年ぶりに赤ちゃんとお母さんに実際に学校まで来ていただき、対面でお話を聴くことができ、生徒だけでなく赤ちゃんの笑顔も教室にあふれ、普段の授業では味わうことがないくらい温かい雰囲気の１時間になりました。


　養護教諭と保健師さんからは、赤ちゃん誕生までの過程について教えてもらいました。



　お越しいただいた赤ちゃんのお母様に、直接質問もさせてもらいました。お聴きした内容からは、母親の苦労と喜びを感じることができました。



　いよいよドキドキの「抱っこ体験」。赤ちゃん人形でしっかり練習してから、クラスで３名の希望者限定で、実際に赤ちゃんを抱っこさせてもらいました。







　授業後の感想を聞くと、「実際に抱っこさせてもらう時は、めちゃくちゃドキドキしました」「人形でも思ったより重くて、いのちの重みを感じた」「赤ちゃんの笑顔にトキメキました！」「連れて帰りたい」「自分にもあんな時があったんだと思った」など、それぞれに今回の貴重な機会から多くを感じたことが伝わってきました。
　今回の授業を通じて、自分自身の「いのち」、それをこれまで支えてきた周りの人の思いについて見つめ、今後の生き方について考えるきっけかにしてもらえたらと思います。