あまり知られていないことですが、草平小学校の職員の勤務は、8時20分が勤務の開始、お昼に15分、夕方に30分の休憩・休息を挟んで、16時50分が勤務の終了になっています。
しかし、実際には7時半前後から出勤している先生も多く、8時過ぎから16時過ぎまで、子どもたちが登校してから下校するまでは、授業やノート点検、トラブルや体調不調者の対応等トイレに行く時間も十分に取れないような忙しさです。下校後も、家庭への連絡や、授業の教材研究、会議などがあり、勤務時間内に仕事を終えることはかなり難しい状況です。先日も、PTAの方から「会社の帰りに学校の前を通ると、職員室が電気がついています。本当に遅くまで頭が下がります。でも、先生たちの健康は大丈夫ですか」との心配のお声をいただきました。
教師という仕事は、とてもやりがいのある素敵な仕事だと思います。「子どもたちの健やかな成長のために」とどの先生も頑張ってくれています。しかし、どの仕事でもそうですが、『健康な体と心があっての仕事』だと思います。「教員の多忙化解消」が新聞でも取り上げられていますが、先生が笑顔で子どもたちの前に立つことができるよう、環境整備の改善を進めています。
今日は、その中のひとつ「県下一斉ノー残業デー」です。特別な事情がない限りは、勤務時間の終了とともに帰宅をするよう、声をかけています。先生が、ONとOFFを上手に使い分け、健康で気持ちよく働けるようにしたいと思います。