のびのびの時間に、1年1組の教室を覗くと‥‥。教室中に、新聞の広告を破った紙きれが散らかっています!何が起きたのでしょう!?
実は、図工の「いろいろなかたちのかみから」という単元の授業でした。ビリビリと破った紙きれからいろいろな形の紙きれを探して、何に見えるか想像力を働かせたり、向きを変えてイメージを広げたりして、形や色、材料等に興味を持たせるための活動でした。自由な雰囲気で、いつもは「ゴミを出さないように」と言われている教室中に破った紙を散らかしながら、イメージを膨らませていました。友達の破った紙をもらったり、落ちている紙からお気に入りの形の紙を見付けたり。とっても楽しそうに活動していました。
「校長先生、これは鳥さんだよ」「私のはキリンさん」と、破った紙を広げながら話しかけてくれます。そんな子どもたちの瞳はキラキラ輝いていました。
「さあ、片付けタイムですよ!」という担任の先生のかけ声で、子どもたちは一斉に紙くずをゴミ袋に集めていました。
3時間目に廊下から教室を覗くと、すっかり片付いた教室で、計算カードを片手に一生懸命に算数の勉強をしていました。切り替えがしっかりできていて、心の中で思わず拍手を送りました。
