日本赤十字社の方をお招きし、防災学習のため「いえまですごろく」を行いました。
初めに、東日本大震災の記録写真から、大きな地震がくると、どのような被害がでるのかを学びました。いつか起きると言われている南海トラフ地震は、それ以上の被害予測が出ていることから、もし自分が被災したらと
置き換えて考えていきました。

「いえまですごろく」は、地震が起きた後に、家・塾・ショッピングセンター・駅を出発し、帰宅を目指すというものです。その中で、液状化、けが人、橋の崩落など、地震に附随した「困ったこと」がたくさん起こります。それを乗り越え、家にたどり着くために必要な物事とは何かを考えさせてくれるものでした。


授業後の子どもたちの感想には、「地震一つで、これほどの困りごとが起きるとは知らなかった」
「壊れた道路でけがをするなんて、想像したことがなかった」「困ったときこそ、互いに助け合うことが大切だと分かった」「地震が起きたときは、自分の命を守り、その後はたくさんの人を助けてあげたい」などの言葉が並んでいました。いざという時に落ち着いて行動できるといいなと思います。