やわらかな春の訪れの中、四十三名の卒業生が立田中学校を巣立ちました。
保護者の皆様には、小学校入学から九年間、お子様を深い愛情で支え続けてこられましたことに、心より敬意と感謝を申し上げました。
卒業生は、この立田の郷で仲間と出会い、支え合い、ときにぶつかり合いながら大きく成長してきました。四月に出会った頃の親しみあふれる笑顔は、今では信頼や自立、そして家族への感謝をにじませる笑顔へと変わっています。その姿は、保護者の皆様の温かな支えの積み重ねの証でもあります。
私自身もこの一年間、生徒と共に歩み、その成長を間近で見守ることができ、大きな喜びと誇りを感じています。
式辞では「人生時間」という話を紹介しました。十五歳は人生の「朝五時」。これから太陽が昇り、本格的な一日が始まる時間です。多様な価値観と出会い、挑戦や困難に向き合うこともあるでしょう。しかし、卒業生は、「自分を大切にし、他人も大切にする力」を身に付けています。これまで育んできた力を礎に、自らの足で未来へ歩み出します。本校はこれからも卒業生の成長を見守り続けます。
また、日頃より本校の教育活動を支えてくださっている地域の皆様、関係行政機関の皆様にも、この場をお借りして心より御礼申し上げます。
卒業生の前途が希望に満ちたものとなることを心より願っております。