社会科で「これからの食料生産」という単元を学習してきました。単元の最後にTPP協定の資料があったので、どういったものか説明し、それについて話し合うことにしました。子どもたちはTPP協定は必要と考える子と必要ではないと考える子とに分かれました。子どもたちの意見を聞いていると、「生産者の人には申し訳ないですが、消費者のことを考えると、海外のものが安くなることはありがたいことなので、TPP協定は必要だと思います。」「日本で売れなくなったら、日本の生産者が減ってしまうと思うから不要だと思います。」「海外では多く売れるようになるから、生産者は減らないと思うんですけど。」「日本のものが買いたい人が買えなくなってしまうんじゃないですか。」など、それぞれが良い点も悪い点も考え出していました。こういった難しい問題も自分たちなりに真剣に考え、意見を言えるようになってきている姿にまた一つ成長を感じました。

