宮越由貴奈さんの「命」の詩をもとにして、道徳の授業を行いました。
この詩は、由貴名さんが病気のために院内学級(病院内で学習をすること)で
学んでいた小学校4年生の時に書かれたもので、「・・・だから私は命がつかれた
というまで せいいっぱい生きよう」で結ばれています。
命の大切さについては、よくわかっていると思いますが、もう一歩進めて
「せいいっぱい生きるとはどういうことか」を考えました。

ノートには、この授業で感じたことがびっしり。
「命を大切にすることを学びました。毎日を大切にすることです。
友達、家族を大切にすること。大切に生きること。時間を大切にすること」
「由貴奈さんは、自分の命はもう短いと思っていたかもしれないけれど、
あきらめずに前へ一生懸命進んで、みんなに命はとても大切なんだよ
ということまで伝えて、とてもすごいと思いました」
この詩を書いた由貴名さんの命が小学5年生までだったという事実は、
子どもたちの心にずっと残ると思います。
「命」について真剣に考え、意見を交わし合う姿から、誰もが命の重みを
感じていることが伝わってきました。