10月29日(火)
4年生が社会科の学習の一環として、日本赤十字愛知県支部の方を講師に招き、「避難所体験プログラム」に取り組みました。
はじめに、東日本大震災での津波による被害の写真や、避難所の様子がわかる写真を見せていただいたり、愛西市を含めたこの地域も南海トラフ地震が心配されていることなども教わりました。



立南小の体育館も、大地震が来たら避難所となることも教わりました。「この体育館に避難してきたら、どこが過ごしやすい?」と尋ねられ、「壁が近くて安全だから」「電気が落ちてこない場所だから」と各々が選んだ場所で、寝たり、寝返りをうったりしてみました。「ゆかがかたくて痛い!」「ゆかが冷たい!」と様々な反応が。

さあ、「説明書」を見ながら、段ボールベッドづくり、スタートです。本当に、段ボールでベッドが作れるのでしょうか?



子どもたちだけで、あっという間に段ボールベッドが完成です。みんなで寝転がっても崩れません。「すごくがんじょう!」「なんかあったかい!」「痛くない!」と先ほどのゆかで寝たときとの違いにみんな興奮気味です。



さらに、次のミッションは、与えられた家族スペースの中で、家族が過ごしやすいように、ベッドの位置、家族のだれがベッドで寝るか、家族全員が寝る場所や向きなどについて相談しました。

このミッションの答えは、家族の状況や健康状態などによっても変わるので、正解はないそうです。みんなで考えて、相談することが大事だと教わりました。
なければいいけれど、もしもに備え、子どもでも避難所で家族や地域の方のために力になれることもわかりました。
