昨年の夏休みに、各教室の黒板の辺りに「プロジェクター」が設置されました。今までは、外国語の授業やデジタル教科書を使った授業では、大型テレビを持ち込んだりしていました。また、台数も限られていたので、使用できる学年や時間も調整が必要でした。
しかし、各クラスにプロジェクターが設置されたことで、それぞれの担任が自由にいつでも、黒板をスクリーンにして授業を行うことができるようになりました。
PCとつないで、デジタル教科書を使用して、算数の図形問題を視覚的に分かりやすくして説明をしたり、国語の挿絵を映して物語のイメージを広げたり。実物投影機とつないで、子どもたちが描いた観察ノートを大きく映して気付いたことや感想を発表し合ったり、低学年の文字の書き方を教師が実際に書いている場面を映して説明をしたり。
ほぼ、毎日どこのクラスもプロジェクターを活用して授業を行っています。
板書の方が分かりやすい場合は、板書を活用するなど、内容に合わせて授業を行っています。
また、外国語ではフェースシールドを使用して授業が行われています。それは、英語の発音がクリーンに聞こえるように、また口の形が発音に大きく影響するのでそれが子どもたちに見えるようにするためです。
新型コロナウィルスの感染拡大防止のための臨時休業を受けて、GIGAスクール構想も加速度的に進む気配が感じられます。近い将来、1人1台のタブレットが使用できる学校現場になると思います。それを有効に活用するためには、私たち教師は新しい学びについて研修し、授業力を身に付けていく必要があります。大人になっても毎日が勉強です。



