今年度は、新型コロナウイルスの感染拡大により、臨時休業や夏の教室、行事の中止など、たくさんの変更や中止が余儀なくされました。
しかし、今は感染状況も少し落ち着きつつあり、「withコロナ」の生活様式に少しずつ慣れ、感染拡大防止対策をしながら何ができるかを模索していく段階に入っています。
2年生では、運動会の中止を受け、体育の時間にクラスでの「ミニ運動会」を実施し、徒競走や玉入れなどを行いました。5年生の野外活動は、日帰りにはなりましたが、カレーはレトルトカレーを各自持参して、飯盒でお米を炊く体験や砂時計づくり体験などを予定しています。6年生の修学旅行は、日帰りにはなりましたが、1日目に予定していた奈良での法隆寺や東大寺、奈良公園周辺の見学を予定しています。見学場所が限定されるため、事前の調べ学習は例年に比べて、しっかりとできているように感じます。宿泊はできませんが、実際に見て、感じて、学んで、充実した活動になるよう、学年の先生方が工夫をしてくれています。
今日の午後、1年生がマスクを付けながら、学校の周りの秋見つけをしていました。最後に、南門から帰ってきて、藤棚の下で「これは何だろう?」と、長ーく伸びた藤の花の種を不思議そうに見ていました。教室の中だけでは、学べることや得られるものが限られてしまうことを痛感しました。
今までは控えていましたが、校外学習なども工夫して取り組んでいけるよう、前向きに考えていきたいと思います。「あれもできない、これもできない」ではなく、「あれもできた、これもできた」となるように。
秋も本番になってきました。コロナ禍での工夫をしながら、楽しい週末をお過ごしください。
