新しいトイレが完成してから1週間。実際に使用するにあたり、「スリッパはどうする?」「トイレットペーパーはどこに置く?」「掃除の仕方や手順は?」「何人必要?」「汚れたモップをすすいだ水は、どこに捨てるの?」等、様々な疑問や問題が出てきました。実際の現場を見ないと分からないことが多かったり、掃除道具やスリッパも一度に揃わなかったりと、清掃担当の先生も困っていました。
「じゃあ、実際に掃除をしてみたらいいのでは?」「じゃあ、時間も計ってみよう」ということになり、掃除担当の先生たちが、子どもたちが帰った授業後に掃除のシミュレーションを行いました。2階のトイレは、3年生が担当することになるので、3年生をイメージしながら行っていました。便器の数も増えたので、便器をブラシで擦るのも結構時間がかかります。また、ブラシから水が垂れないように、ペットボトルを活用したブラシ受けを、教頭先生が試作しました。「順番は奥から?」「そうだね、ぶつからないようにしないとね」などと確認しながら、床の掃き掃除⇒便器掃除⇒床の水拭き⇒床のからぶき⇒手洗い場のそうじと、一通りの手順を行い、その後意見を出し合ってさらに検討をしていました。
若い先生たちが、せっかく大規模修繕工事をしてもらったトイレをきれいに使いたいという気持ちで、一生懸命に考えて意見を出し合っている姿は、とても素晴らしいと感じました。やらされる仕事ではなく、自分たちで作り上げる仕事ができるように、職員室の雰囲気を変えていきたいと思います。
トイレの使用開始は、もう少しだけ待っていてくださいね!

