長い間続いてきた読み聞かせも、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、前期は行っていませんでした。感染の拡大も少し落ち着いたので、後期から再開しました。
読み聞かせのスタイルも、ずいぶん変わりました。各教室に設置されたプロジェクターが大活躍です。事前に絵本をタブレットのカメラで写しておいて、絵本はプロジェクターの画面に映し出されます。子どもたちは、大きな画面に映し出された挿絵を見ながら、読み手の方のお話を聞きます。読み手の方は、今までは絵本を見せながら読んでいましたが、読むことにしっかりと集中できます。
「これは便利ですね!学校現場もすごく変わっていきますね。でも、先生方はそれに付いていかなければならないので大変ですね」とおっしゃっていました。
今日の読み聞かせは2年生でした。1組は「いちばんつよいのはオレだ」、2組は「どうぞのいす」という絵本を読んでいただきました。子どもたちは、絵本の世界に引き込まれとても楽しい時間を過ごしました。改めて本の良さを実感しました。心の栄養をもらった気がしました。コロナ禍ではありますが、これからも工夫して、やれる形で続けていけたらと思っています。
新型コロナウイルスの新規感染者が増加傾向にあります。第三波が来ているとも言われています。引き続き感染防止に努め、体調管理をよろしくお願いします。よい週末をお過ごしください。

