週の初めは雨模様。11月がスタートしました。
今日の朝礼は、はじめに各クラスの学級委員の認証と、歯の優良児童の表彰、書写コンクールの入賞のお知らせがありました。
11月は「児童虐待防止推進月間」なので、その後の校長の話では児童虐待についてのお話をしました。
【11月2日(月)放送朝礼の話】.pdf 子育てをしていると、楽しいこともたくさんありますが、時々辛くてイライラしてしまうこともたくさんありますね。しかし、叩いたり怒鳴ったり、心を傷つける言葉を投げつけたりすることは、虐待になってしまいます。私の子ども時代は、注意は2回まで。3回目は竹の物差しでおしりを叩かれました。しかし、体罰や暴力でのしつけは、子どもの健やかな成長のためには良い影響はないと言われています。
昨日の新聞で、児童虐待についての特集が掲載されていました。親から体罰を受けて育った子どもは、「落ち着いて話を聞けない」「約束を守れない」「感情を上手く表せない」などの悪影響があり、自分も同じように他の人に振舞ってしまう傾向があるそうです。できないことがあるときには、一緒にやって手本を見せたり、言うことを聞かない本当の原因を考えたり(親の気を引きたい、体調が悪い等)、できていることに目を向けて、具体的に褒めたりして、体罰による子育てを上手く回避できるとよいと書いてありました。とは言え、保護者もストレスは溜まります。時間や心の余裕がない時は、深呼吸をして気持ちを整えたり、少しその場を離れて気分転換することで、虐待を回避してほしい。どうしても、うまくコントロールができないときには、勇気をもって市の相談窓口や関係機関に相談をするようにとアドバイスが記載されていました。
また、虐待には通告義務があります。万が一みなさんの周りに「虐待かも?」と心配なことがありましたら、「189」児童相談所虐待対応ダイヤルへお知らせください。
朝礼後、校長室で歯の健康優良児の表彰をしました。
6年生の福岡琉唯さんと、永山莉子さんです。二人は、虫歯がないだけではなく、歯肉の状態や噛み合わせなど、口腔内全体が健康なので表彰されました。これからも歯磨きをしっかりとして、健康な歯を維持してほしいと思います。
