2月5日(月)
今朝は、本年度最後のハッピートークオンライン朝礼でした。
今朝のゲストは「大竹さん」という方で、ボランティア活動をされている方のお話でした。
「ボランティア活動」を知っている子は、たくさんいましたが、実際に活動をしたことのある子は少ないようでした。
大竹さんは、「NPO法人ぷくぷくばるーん」の設立者および運営代表者です。
この団体では、愛知県内の7つの病院の小児病棟で闘病生活をしている子どもたちに、
少しでも楽しんでもらい、病気と闘う力にしてもらおうと、
バルーン教室を開催したり、ボランティアで、フルートの演奏をしてもらったり、
お相撲さんをよんでふれあってもらったりといった活動をしているそうです。
これらのボランティア活動に取り組むきっかけとなったのは、ご自身のお子さんを
長い闘病生活の末に、亡くされたことだそうです。
その闘病生活の間の心の支えは、今、みんなが普通に当たり前にしている
「毎日、元気に 学校に通うこと、学校でみんなと生活すること」だったそうです。
がんばって闘病したおかげで、1年間でしたが、普通の学校生活に復帰することができたそうです。
その期間は、一番、輝いた一年間、すべてが貴重な一年間だったそうです。
その一年間があったからこそ、お子さんを亡くされるという耐え難い体験から立ち上がることができたのだともお話されていました。
「自分のつらい体験を社会に役立てたい、今も病院で頑張る子たちに笑顔の時間を届けたい」との思いから、
今もボランティア活動を続けていらっしゃるそうです。
「皆さんにも、これから、つらいことがあるかもしれませんが、その経験は後になって、きっと皆さんの役に立ちます。
だから、普通は普通ではないことを心に刻んで、今日の一日を笑顔で過ごしましょう」
とお話しくださいました。
5、6年生の子どもたちの心にも深く響いたと思います。