1月20日(月)朝礼
今朝は校長先生から、次のようなお話がありました。
「今日は、何の日か知っていますか?
大きい、寒いと書いて『大寒』。一年の中で一番寒い頃というのを表す日です。
が、今朝も『今年は氷が張っているのを見たことがないなあ』と思いながら、みんなと歩いていました。
昨年か一昨年には、運動場の手洗い場に、ぽたぽた垂れた水でつららができていました。
普通、つららは屋根から下へできますが、そのときの手洗い場のつららは、
下から上へできていました。おもしろいですね。
いつもより暖かいと過ごしやすいから、うれしいですね。
でも、この暖かいのが困る人もいます。
スキー場。山の方ですらあまり雪が降らないため、スキー場が開けないところがあったり、
機械で雪を作ったりしているところがあります。
ネギ。ネギは寒くなると甘くなり、おいしくなるそうです。
だから、ネギを作っている農家の方は困っています。
暖かいために氷が解けてしまい、低い土地が海に沈んでいってしまうということが起こっています。
地球全体が暖かくなってしまって、低いところの土地が海に沈んでしまったり、
最近、急激に強い雨が降ったり、台風の勢力がものすごくなったりしているのも、
このためだそうです。
地球が暖かくなってきている原因は?
私たちが出す、二酸化炭素だと言われいます。
私たちは便利な暮らしをするために電気を使います。この電気を作るために、
火を燃やす場合は二酸化炭素が出されています。
そのために地球全体が暖かくなってきている。暖かくなりすぎると地球が困る。
地球が困るというのは、自分たちも困る、ということです。
今日は、『大寒』に因んで、地球全体が暖かくなりすぎている、というお話でした。」