本校では、防災意識を高めることを目的に、学年ごとに段階に応じた防災学習を年3回行っています。今回は、愛西市消防本部および地元消防団の方々を講師にお迎えし、実際の災害時を想定したさまざまな体験を通して、命を守る行動について学びました。
1年生は、煙体験を行い、火災時の煙の怖さや避難の仕方について体験的に学習しました。また、地震や台風などの災害時に起こる被害と、その際にどう行動すればよいかについても学び、災害時に落ち着いて行動することの大切さを実感しました。
2年生は、体育館で避難所体験を行いました。段ボールベッドや簡易トイレ、テントの組み立てなどを通して、避難所での生活の工夫や課題について考えることができました。
3年生は、HUG(避難所運営ゲーム)訓練を行いました。避難者の情報や状況に応じて、避難所内のレイアウトや対応を考える模擬体験を通して、避難所の運営には多くの判断や工夫が必要であることを学びました。
それぞれの学年での学びを通して、子どもたちは「自分の命を守る」だけでなく、「周りの人と協力して助け合う」大切さにも気づくことができました。講師の皆様、お忙しい中、ご協力ありがとうございました。