緊急事態宣言が再発令され、2月の授業参観・学級懇談会が中止となりましたが、4年生の2分の1成人式については、日にち・時間・地区を分け、参観される保護者の方をできる限り分散しての開催となりました。発表の形式や内容についても、感染症予防の観点から、工夫をしつつ取り組みました。
個人発表では、『名前の由来と親の願い』『将来の自分』『10年間で1番の〇〇』『自分の宝物』の4つの事について、自分なりにスライドにまとめ、繰り返し練習を重ねてきました。本番当日は、どの子も少し緊張した面持ちでしたが、練習の成果を発揮し、自分の思いを堂々と発表することができました。
おうちの人への手紙では、代表児童が全員の前で手紙を読みました。その後、子どもたちがおうちの人に手紙を手渡ししました。おうちの人の所へ駆けだしていって渡している子、照れくさそうに渡している子など様々でしたが、子どもたちの今の思いが書き綴られていたことと思います。
最後は手話披露をしました。感染症予防の観点から、今年度は合唱が行えませんでした。そのため、手話で『にじいろ』を披露しました。合唱ができなくて、残念・・・と感じてしまいがちですが、手話だからこそ表現できることがあることに気付かされました。子どもたちの感情を込めた手話に、おうちの方も大きな拍手を送っていました。コロナ禍だからこそできた、特別な2分の1成人式となりました。
式後は保護者の方と子ども達とのフリータイム。自分の今の姿を型どった図工の作品『等身大の自分』と一緒に写真を撮ったり、式についての話をしたりと、思い思いの時間を過ごしていました。この日のために、ご家庭でも様々な面でご協力いただき、ありがとうございました。