6月7日(日)、国営木曽三川公園東海広場において、海部地方総合防災訓練が実施されました。今回の訓練は、スーパー伊勢湾台風クラスの大型台風と南海トラフ巨大地震が同時に発生した場合を想定して行われました。本校からは、1・2年生の有志15名が参加しました。
一般訓練では、水害対応訓練として土のう積み体験を行い、土のうの重さや効果的な積み方について学びました。また、地震対応訓練では、シェイクアウト訓練や初期消火訓練に参加し、地震発生時に自分の身を守る行動や初期消火の重要性について理解を深めました。
啓発訓練では、地震体験車や煙体験に参加しました。地震体験車では、能登半島地震と同程度の揺れを体験しました。普段の避難訓練では机の下に入り、頭部を守る行動を学んでいますが、実際の大きな揺れの中では思うように身動きが取れず、その難しさを実感しました。落下物から頭を守ることや避難経路を確保することなど、実際に体験することで気付くことも多くありました。
訓練の途中から雨が強まり、参加者の体も冷えてきましたが、炊き出しで提供された「にゅう麺」をいただき、温かい食事のありがたさや、災害時における食料の大切さについても実感することができました。
訓練の最後には、消防・警察・自衛隊・医療機関などが連携して行う特別訓練を見学しました。密集市街地での火災を想定した訓練では、多くの専門車両やヘリコプターが出動し、関係機関が連携して活動する様子に、生徒たちは目を見張っていました。
愛知県西部では、南海トラフ巨大地震発生時に震度5弱以上の揺れが予想されています。今回の訓練を通して、生徒たちは災害への備えの重要性や、命を最優先に行動する判断力の必要性について改めて学ぶことができました。「自分の命は自分で守る」という意識をもち、地域や家族の安全にも貢献できる人へと成長してほしいと思います。今回の学びが、将来の「もしも」に備える力となることを願っています。