9年前の3月11日、私は、アルバイトとしてビルの4階で働いていました。遠く離れた名古屋の地でも、景色が大きく揺れ動き、棚の上から飾られていたお皿が何枚か落ちたことを覚えています。その日の夜、テレビで見た津波の映像は、今でも恐ろしく思います。
また、3月11日は「パンダの日」でもあります。パンダと言えば、どのような印象があるでしょうか。かわいい、つぶらな瞳、白黒などの印象の他に、絶滅危惧種という言葉が浮かぶ人もいるかもしれません。この「パンダの日」というのは、あるフランスの学者がパンダを発見した日です。白と黒の毛で覆われた姿の珍しさから、この日を境にパンダが乱獲されるようになってしまったそうです。よくテレビ等でもパンダの誕生が大いに喜ばれているように、繁殖が極めて難しいパンダは、あっという間に絶滅危惧種となりました。誰にでも愛されるパンダだから、世界の自然を守るシンボルマークとなるよう願いを込めて、世界自然保護基金(WWF)のロゴマークにもなったそうです。
これらは、自然によるもの、人為的なものという違いはありますが、失われたものを取り戻すことは難しく、長い時間を必要とすることは同じです。しかし、今、自分が気をつけられること、一つでも実践すれば、前に進むことができます。私も、今まで学んだことや感じたことを信じて動いてみたいと思います。永田有紀子
