臨時休業のため生徒が登校できない中ですが、「子どもたちが気持ちよく学校再開できるように」という温かい思いをもって学校を支えてくださる人が大勢います。
例えばここ数日、学校の運動場フェンスの辺りを除草作業してくださる方がいます。この方は、今年度から募集を開始した「佐織中学校 除草ボランティア」に、回覧板での告知を見て応募してくださった地域の方です。地域の方とPTAのボランティアが合同で作業する日の第1回目を4月30日に予定していたのですが、コロナウイルスへの対応で集団作業を見合わせることになり「30日は中止」という連絡をしたところ、「集団じゃなく個ならいいでしょう」ということで、まさにボランティア(自発的)で時間を見つけては作業をしに学校に何度も来てくださっています。
この方にお話を聞くと、地域の自治会や消防団などを含めて、こういったコミュニティとしての組織がだんだん成り立たなくなっているというお話をされていました。本校に学校評議員として長きに渡って関わってくださっている方からも、以前同じようなお話を聞くことがありました。
周りの人との関わりや接触を控えている現状ですが、人との「絆」や周りの人との「支え合い」を、今は「積極的な自粛」という形で、そして危機が収束した後にはどのように表現していくか、一人一人が考えるよい機会かもしれません。
子どもたちが住むこの「愛西」という街が、今後も本当の意味で温かい地域に発展する、そんな社会づくりを担う人材が佐織中からたくさん育ってほしいと願いつつ、これからも教育活動を進めたいと思います。
