秋も押し詰まってきて、新しく咲く花はあまり見られず、緑から茶へと色が変わりつつある今日この頃ですね。でも、よく見てみましょう。まだまだ花は咲いています。
下の写真を見てください。


「あっ、これ知ってる。」「ねこじゃらしだ!」
などという声が聞こえてくるようですね。小学校ばかりでなく、地域にもたくさん生えています。
ただ、問題はこれが花なのか?ということですね。以前、
稲の花を紹介し、
ツクシや
トウモロコシなど、花びらのない花を紹介しました。花に見えなくても、受精して、子孫を残すために種や胞子を作るものが「花」と考えれば、この「ねこじゃらし」つまり「エノコログサ」も花なのです。
エノコログサはイネ科の仲間で、猫をあやす遊び道具になる穂の部分が花でもあり実でもあるようです。穂が出たはじめのうちの緑色の時が花で、粒の中で受粉し、だんだん実になって赤茶色になってくるのだそうです。イネと同様に実が詰まってくると、穂が下向きに垂れてくるのですが、実はこのエノコログサは食用にもなるので、工夫すれば食べられるみたいですよ。