
梅雨の中休み。さわやかな風が、田植えの終わった水田を渡っています。
今日は3年生の町たんけん。学校の南側に何があるかを調べました。すぐ南は名鉄勝幡駅。駅前には大きなスーパー。住宅や田畑、工場が混在しています。
「ここ、ぼくのうち。」「わたしの家もみえるよ。」ちょっとした家庭訪問です。
「ここの店に来たことあるよ。」「この前ここでごはん食べた。」
知っているお店、通ったことがある道、見覚えのある建物を見るたびに、うれしそうな声。そう、ここは君たちが育っている町なんだよ。いつかこの町を出ていくことがあったら、たまにはこの景色を思い出してね。


駅前小学校

運動場の向こうで名鉄電車モ6900型?が発車しました。南門の外側は勝幡駅のロータリーです。”駅近”どころか、ほぼ”駅”です。駅前に学校があるのではなく、学校の中に駅があるようなものです。ホームまで30秒。滑り台から教室へ行くより近いのです。電車のモーター音も、ガタンゴトンのレール音も校舎に反射してよく響きますが、勝幡っ子は慣れています。電車に見とれている子はいません。でも、もしかしたら、かくれた鉄道ファンがいるかもしれません。