本日より、夏休みを終えて学校生活が再び始まりました。9月とはいえ、まだまだ暑さの厳しい中でしたが、生徒たちは元気に全校朝礼に臨みました。

◎校長先生のお話
長かった夏休みが終わり、今日からまた学校生活がスタートします。部活動に一生懸命取り組んだ人、勉強をがんばった人、家族や友達と楽しく過ごした人、それぞれに思い出があると思います。みなさんの元気な姿を見て、とてもうれしく思います。
さて、10月には文化祭、そして小中合同運動会があります。文化祭は、仲間と協力して一つの作品をつくり上げる喜びを味わえる場です。また、運動会では、小学生と一緒になって取り組むことで、地域の一員としての自覚も高まります。どちらの行事も、「クラスの団結」「学校全体の一体感」が試される大切な機会です。みなさん一人一人のがんばりが、大きな感動を生み出します。ぜひ全力で取り組んでください。
まだまだ暑い日が続きますので、生活のリズムを整え、体調管理や熱中症予防にも十分気をつけましょう。
そして今日は、「防災」についても考えてほしいと思います。今からおよそ100年前の1923年9月1日に関東大震災が起こり、多くの命が失われました。そのことを忘れないため、そして自分たちの命を守るために、この日が「防災の日」とされました。今年の7月30日には、ロシアのカムチャッカ半島で大地震が発生し、愛知県の沿岸にも警報が発令され、私たちの地域も決して安全ではないことを改めて感じた人も多かったと思います。防災は、特別なことではありません。避難経路を確認しておく、家族と連絡方法を話し合っておく、普段から仲間と協力できるようにしておく――その小さな積み重ねが、いざというときに自分や周りの命を守ります。
文化祭や運動会のように、仲間と力を合わせる経験は、防災にもつながります。日頃から「協力し合う力」を育てることが、災害のときにも生きてきます。ぜひ今日をきっかけに、自分の身をどう守るか、仲間とどう助け合えるかを考えてみてください。
