愛西市立永和小学校
 

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2021/12/08

福祉実践教室

| by 永和小学校
 4年生は総合的な学習の時間で、福祉と生き方に関したテーマで学習を進めています。今日は4年生が、講師の方々をお招きして福祉実践教室を行いました。車いす・手話・点字・多様性理解に分かれて講座を受けます。車いす実践は全員体験し、手話・点字・多性理解講座は、三つの講座の中から、どれか一つを選択して行いました。
 車いす実践では、車いすの扱い方の説明を聞き、車いすを押す体験と乗る体験を行いました。乗っている人に不安を与えないように、段差では「上げます」「おります」と声を掛け、車いすを押していました。また、車いすに乗って曲がる際は、車輪に障害物がぶつからないように、大回りしながら操作するようにアドバイスをいただきました。
  
   
 手話実践では、相手とコミュニケーションをとるための6つの方法を学びました。「口話」「身ぶり」「空書」「筆談」「指文字」「手話」の6つの方法があることを学び、実際に「口話」や「身ぶり」などで何を伝えているのか当てるクイズを行いました。また、拍手をする際は、手を打って拍手をするのではなく、手をヒラヒラと動かすことで、聴覚障害の方でも拍手を理解できるということが分かりました。声を発することはできないけれど、自分の気持ちを伝えることができることを学習しました。
  
  
 点字実践では、視覚障害とはどんなことを言うのか、全盲や弱視などの話を聞き、視覚障害について学びました。また、実際に点字の読み方を教えてもらい、自分でも点字を打つことに挑戦しました。点字を読むときの凹凸と、点字を打つときの凹凸とは反対になるため、子どもたちは苦戦しながら点字を打っていました。
  
  
 多様性理解講座では、愛西の里の方をお招きして、働きやすい環境にするために、どのような支援や配慮・工夫をしているのか話を聞きました。数を数えやすくするために、治具を作ったり、次に行うことが分かるように作業工程を細分化したり、スケジュールを提示したりすることを知りました。一人ひとりに合った配慮をすることで、いきいきと生活を送ることができることを教えてもらいました。
  
  
 先日のボッチャ体験や、今回の福祉実践教室を通して、世の中にはいろいろなひとがいることが分かり、多様性の理解ができたのではないでしょうか。これからの生活で生かしていってほしいと思います。
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