5年生が「物のとけ方」の出前授業をしました。授業の始めに見たのは、ペットボトル内の液体の色が変わる実験(手品?)です。瞬間的に色が変わり、子どもたちは一気に引き込まれて行きました。色が変わった理由を確かめる実験をするために、講師の先生が準備してくださったのは、コーヒー、うがい薬、牛乳の3種類です。どれも家庭で目にすることがある液体です。これらが、ビタミンC水溶液、次亜塩素酸ナトリウム水溶液(漂白剤)、酢の力で変化するかどうかを確かめました。
うがい薬に次亜塩素酸ナトリウム水溶液を加えると、一瞬で色が消えました。歓声が起こります。手品と同じ現象です。牛乳は、ビタミンC水溶液、次亜塩素酸ナトリウム水溶液ではほとんど変化がなかったのですが、酢を加えて濾過すると、きれいに色がなくなりました。3種類の液体は、他の液の力で変色していくことが分かりました。
総合的な学習で環境を守る活動に取り組んでいるグループもある5年生。理科で学んだことをうまく使えば、環境を守ることにもつながることを教えていただきました。これからの学習にぜひ生かしていって欲しいと思います。
