3年生は、1月中旬から、入試に向けて面接練習が始まります。私立・公立とも、面接が行われる高校を受験する生徒が対象ですので、ほぼ全員の生徒が練習に参加することになります。
それぞれの先生が、数名ずつ担当し、授業後残って3~4回程度行います。ほとんどの生徒にとって、面接は人生で初体験ですので、面接ガイドブックをしっかり読んだり応答を書き出したりして準備してくるのですが、やはり見るとやるのとでは大違い。動作を間違えたり、途中で答えられなくなったり、頭の中が真っ白になって自分が何を話しているのかわからなくなったりと、最初はなかなかうまくいきません。でも、何度かやっているうちに上手になるもので、最後には落ち着いてすらすらと答えられるようになります。
面接練習で「この学校を希望した理由は?」「この学校に入ったらぜひやってみたいことは?」「将来の夢は?」という問いに答えているうちに、その学校に入学して将来の夢をぜひ実現したいという、生徒の気持ちの高まりを感じます。全員が志望校に合格することを願って、先生たちも熱心に指導しています。